『海辺の生と死』『アレノ』『愛の小さな歴史』『あざみさんのこと』『アララト』など街に生きる人々の生と性を独自の視線で描く越川道夫監督の最新作『さいはて』。
ともに喪失と空虚感を抱く男女2人が夜の街で出会い、やがて海へと向かう。幻想的でノスタルジックな逃避行を描く本作の予告映像が公開された。
ある日、若い女性モモと40歳の塾講師トウドウは、居酒屋で知り合う。夜の街で手をつなぎ、「靴が鳴る」を歌いながら歩く2人はやがて互いを求め合い、身体を交わす。それぞれに辛い過去を持つ2人は、海を目指して、この世界から逃げる事にする‥‥。
ヒロインとともに逃避行に出る40歳の塾講師トウドウ役は、『偶然と想像』『愛なのに』『よだかの片想い』『いとみち』などで高い演技力が評価される、中島歩。ヒロイン・モモ役は、本作が長編映画初主演となる新進女優、北澤響。
映画『さいはて』は5月6日(土)より K’s cinema にて公開 ほか全国順次ロードショー。
作品情報
映画『さいはて』
ある日、居酒屋で知り合う若い女性モモと、40歳の男性トウドウ。夜の街で手をつなぎ、「靴が鳴る」を歌いながら歩く2人。やがて2人は互いを求め合い、身体を交わす。翌朝、昨晩の記憶をたどりながら「道行みたいだね」と語るトウドウ。その言葉の意味を理解したモモは黙って彼に泣きつく。それぞれに辛い過去を持つ2人は海を目指して、この世界から逃げる事にする‥‥。
監督・脚本:越川道夫
出演:北澤響、中島歩、金子清文、美香、杉山ひこひこ、君音、内田周作
配給:キングレコード
©2023 キングレコード
2023年5月6日(土) 全国順次ロードショー