世界のジャンル系映画祭を席巻したエクストリーム・ホラー、映画『哭悲/THE SADNESS』がいよいよ7月1日(金)より全国公開する。この度、過激な描写がふんだんに盛り込まれた、レッドバンド予告が公開された。
凶暴性を助長する謎のウイルスの感染拡大により暴力で溢れかえる台湾を舞台に、一組の男女が再会を果たそうとするさまが描かれる本作。
監督を務めたのは、本作が長編初監督となるロブ・ジャバズ。
大のホラー映画好きでもある彼は、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃的な映画を創り上げた。
そんな本作は、徹底されたゴア描写とスリル満点のストーリーテリングが話題を呼び、ジャンル映画の権威であるシ ッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞するなど、各国の映画祭を席巻している。
今回解禁となったレッドバンド予告は、まさに閲覧注意映像だ。恋人の平凡な日常から始まる本映像だが、冒頭からすでに不穏な空気が漂う。
その直後、電車内でサングラスをかけた青年がナイフを取り出した瞬間、乗客をメッ タ刺しに。そこからは残酷描写のオンパレード。ウイルス感染により衝動が抑えられず凶暴化した感染者が、罪悪感から涙を流しな がらも満面の笑みを浮かべ、残虐行為を思いつくままに実行するさまが怒涛の如く展開される。
そして、映像に差し込まれた「史上最も狂暴で邪悪」(RUE MORGUE MAGAZINE)、「二度と見たくない傑作」(F This Movie!)、「内臓を抉られる衝撃」 (ECHO BOOMER)、「残酷さに見惚れる」(SlashFilm)といった海外での絶賛評が拍車をかけ、本作への期待高まる映像になっている。
さらに、著名人からの阿鼻叫喚コメントも寄せられた。
「殺し屋1」「ホムンクルス」「HIKARI-MAN」の漫画家・山本英夫や「アイアムアヒーロー」「アンダーニンジャ」「たかが黄昏れ」の漫画家・花沢健吾、でんぱ組.incの相沢梨紗、GANG PARADEのテラシマユウカなどから、絶賛の声とともに公開を危惧する声が届いている。
以下コメント
山本英夫|漫画家
台湾の新型感染、、、
理性(人間)を削がれて、本能と欲望の獣になるより、
理性(人間)が増幅した、悪意人間の方がえげつない… 感染などなくても、すでに、この世で起きている悪意(人間)に満ちたシーンばかり……!!
花沢健吾|漫画家
最近、ゴア表現を遠慮した映画ばかりで食傷気味な皆さん朗報です! 観たらもう少し遠慮しろよと思うはずです、たぶん
相沢梨紗(でんぱ組.inc)
終始、痛くて、怖い! 人間の悪意を増幅させ、残虐行為へ至らしめるウイルスが蔓延した世界。
狂った感染者の数だけ残酷行為が生まれる無限地獄。
テラシマユウカ(GANG PARADE)
我々の知るゾンビ映画ではない。
果たしてこれは上映しても大丈夫だろうか…?とぐるぐると脳内を不安が駆け巡る。
人間の凶暴性を助長し知性を持ったままのキャラ立ちした感染者はインモラル盛り沢山の想像を絶する殺戮表現のオンパレード。
満面の笑みで殺人が繰り返され、視界を赤く染める鮮血の血生臭さに、ニンマリが止まらない。
人間食べ食べカエル|人喰いツイッタラー
落ち着いて観られるのは最初の10分少々だけ。それを過ぎたら目を覆いたくなる残虐映像の波状攻撃! 一生分の血飛沫と鬼畜の所業を浴びせられ続ける。どんなに気合を入れて臨んでも観賞後は満身創痍! もう何回も言ってるけど、これ本当に公開できるの!?!?
ホラー映画取締役
暴力と血飛沫で描かれる圧巻の地獄絵巻!人間の欲望を剥き出しにするウイルスは観客の理性も奪い去る。感染が始まった らもうノンストップ。血で染まり続けるスクリーンを最後まで直視する覚悟はあるか。
映画『哭悲/THE SADNESS』は7月1日(金)より全国公開。
謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、 衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果た そうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。
監督・脚本・編集:ロブ・ジャバズ
出演:レジーナ・レイ、ベラント・チュウ、ジョニー・ワン、アップル・チェン、ラン・ウエイホア
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
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2022年7月1日(金) 全国公開
公式サイト klockworx-v.com/sadness