Jun 01, 2022 news

涙を流しながらも笑顔で繰り返す残虐行為 「二度と見たくない傑作」映画『哭悲/THE SADNESS』予告映像公開

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世界のジャンル系映画祭を席巻したエクストリーム・ホラー、映画『哭悲/THE SADNESS』が、7月1日(金)より全国公開される。

海外では「内臓を抉られる衝撃」「二度と見たくない傑作」「史上最も狂暴で邪悪」と絶賛の声が相次ぎ、米映画レビューサイトRotten Tomatoesでは95%(2022/4/1現在)と高評価を記録している本作。その予告映像がこの度公開された。

予告映像は、一組カップルの幸せそうな朝から始まる。出社する彼女を送り届けた彼氏は、台湾の街になにやら不穏な空気を感じ取る。血まみれで倒れている人間に群がる常軌を逸した者たち。彼らはウイルス感染により暴力衝動が抑えらなくなった一般の人々だった。

自制心が壊れた感染者はみな、罪悪感から涙を流している。がしかし、満面の笑みを浮かべ、残虐行為の限りをつくす。想像を絶する行為が街全体に横行するなか、離れ離れになってしまった恋人たちは再会を果たすことはできるのか。
まさに地獄絵図、あまりにも異常な街の光景を映し出した予告映像となっている。

監督を務めたのは、本作が長編初監督となるロブ・ジャバズ。大のホラー映画好きでもある彼は、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃的な映画を創り上げた。

そんな本作は、徹底されたゴア描写とスリル満点のストーリーテリングが話題を呼び、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞するなど、各国の映画祭を席巻している。

作品情報
映画『哭悲/THE SADNESS』

謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、 衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果た そうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。

監督・脚本・編集:ロブ・ジャバズ

出演:レジーナ・レイ、ベラント・チュウ、ジョニー・ワン、アップル・チェン、ラン・ウエイホア

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹

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2022年7月1日(金) 全国公開

公式サイト klockworx-v.com/sadness