本年度米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート作品、映画『ロボット・ドリームズ』が、11月に日本公開される。この度、本作の特報映像とティザービジュアルが公開された。
本年度米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートのほか、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか、世界の映画賞を感動の渦に巻き込んでいる本作は、80年代ニューヨークを舞台に、犬のドッグとロボットとの友情が描かれていく物語。
監督を務めたのは、2012年に手掛けた『ブランカニエベス』が第27回ゴヤ賞にて作品賞を含む最多10部門を受賞した、スペインを代表する名匠パブロ・ベルヘル。アニメーション映画は初挑戦ながら、サラ・バロンのグラフィックノベルを基に、シンプルで切なく心温まる物語を紡ぎ出した。
この度公開された特報映像は、人間の様に動物が生活するニューヨークの街で1人暮らす主人公・ドッグが、電子レンジで調理する様子からスタートする。“チン”という音が、部屋にこだまするほどの静けさと暗闇の部屋で、おもむろにブラウン管のテレビのチャンネルを回していると、目を引く通販番組が放映されていた。ジャズピアノの音色に乗せて宅急便で届いたのは、なんとロボット。ドッグは自ら組み立てたロボットと共に暮らすことになる。
また、本作について『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞などを受賞したギレルモ・デル・トロ監督も「美しく、想像を遥かに超え、そして温かい」と称賛コメントを寄せている。
映画『ロボット・ドリームズ』は、2024年11月より全国ロードショー。
ニューヨークで暮らす1人ぼっちのドッグ。ある夜、通販番組に惹きつけられたドッグは電話に手を伸ばす。後日届いた大きな箱を胸を躍らせながら開封し、部品を組み上げるとロボットが完成する。夏の煌めく陽気の下、ドッグとロボットは友情を深めてゆくが‥‥。
監督・脚本:パブロ・ベルヘル
原作:サラ・バロン
配給:クロックワークス
© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL
2024年11月 新宿武蔵野館ほか 全国ロードショー