アメリカをベースに活躍する日本人監督、HIKARIが監督を務め、オスカー俳優、ブレンダン・フレイザーが主演する、映画『レンタル・ファミリー』。このたび、ブレンダン演じるフィリップと共に働く、個性豊かな「レンタル・ファミリー」の仲間たちの姿をとらえた映像と場面写真が一挙公開された。
本作で描かれるのは、実在する「レンタルファミリー」をモデルにしたユニークなビジネスだ。依頼内容は多岐にわたり、結婚式の同伴者から、親、友人、謝罪代行など、あらゆる役割を演じ分ける。そんな一風変わった職場でフィリップが出会うのは、事情を抱えた依頼人たちに寄り添う、プロフェッショナルな同僚たち。


レンタルファミリー社の代表・多田信二(演:平岳大)は、落ちぶれた俳優だったフィリップに「レンタルファミリー」という新たな活躍の場を与え、この奇妙な世界へと導いた物語のキーパーソン。孤独を抱える依頼人たちに“つながり”を届けることを信条とし、戸惑うフィリップや個性豊かなスタッフたちを、温かく、時に厳しく導く頼れるリーダーだ。フィリップの同僚・中島愛子(演:山本真理)は、仕事に対して誰よりもストイックで、レンタルファミリーとしての覚悟とプロ意識を何よりも重んじる存在。責任感が強く、現実から逃げようとするフィリップを叱咤しながら、この仕事の意味と厳しさを真正面からぶつけていく、チームの要となる人物だ。そして、最年少スタッフの光太(演:木村文)は、チームのムードメーカー的存在。シビアな依頼が続く中でも、持ち前の明るさと人懐っこさで場の空気を和ませ、フィリップや先輩たちと共に全力で仕事に向き合う。仲間から愛される“弟分”として、チームの結束を支える欠かせない存在となっている。


このたび公開された映像は、フィリップが「新郎」役として結婚式に参列する直前、突然姿を消してしまい、同僚の愛子と光太が大慌てで会場内を探し回るシーンを捉えたもの。やがて愛子は、フィリップがトイレの個室に隠れているのを発見する。親族や参列者を“騙す”ことになるのでは?との罪悪感に耐え切れず、彼はパニックを起こしていたのだ。「これはウソだ。みんなの人生を壊している」と訴えるフィリップに対し、愛子は個室のドアの隙間から顔をのぞかせ、「これはウソじゃない、チャンスなの!」と一喝。「両親は思い出を作り、新婦は自由を得る。あなたがひるめば、彼女は自由を失うのよ」と、この仕事が持つ重要性を必死に説く。さらに「あなたがやることは、ただお酒をすするだけ。それだけ!」と指示を飛ばしながら、強引にフィリップを現場へ連れ戻そうとする愛子。その姿はユーモラスでありながら、依頼人の幸せを必死に守ろうとするプロ根性が垣間見える。彼女の全力の怒りと、それに翻弄されるブレンダンの情けない表情が絶妙なアンサンブルを生み出している。
さらに、フィリップと「レンタルファミリー社」の面々が織りなす、多様な表情を切り取った場面写真も公開。喪服に身を包み、神妙な面持ちで葬儀の場に立つ多田の姿や、金髪のウィッグに革ジャンという派手な出で立ちで“変身”した愛子の姿も。依頼人の要望に合わせ、カメレオンのように姿を変える彼らのプロフェッショナルぶりが垣間見える。また、楽しげなカラオケパーティーの様子を捉えたカットでは、依頼人の歌唱ステージを盛り上げるため、愛子がデュエットパートナーとして共に熱唱し、客席ではフィリップや多田、光太らがマラカスやタンバリンを手に満面の笑みで声援を送る。どんな依頼にも真剣に向き合い、チーム一丸となって依頼人の要望に応える彼らの、愛すべき奮闘ぶりが伝わってくる。そして、嘘から始まった関係のその先に、彼らが見つける“本物”の絆とは‥‥。


映画『レンタル・ファミリー』は、2026年2月27日(金)より全国公開。

東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。
監督:HIKARI
出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2026年2月27日(金) 日本公開
公式サイト rentalfamily