元・日向坂46の齊藤京子が映画初主演し、世界が注目する深田晃司が監督した、映画『恋愛裁判』。この度、yamaの描き下ろし主題歌にのせた、本作の本予告映像が公開された。
アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター山岡真衣が「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、煌びやかなアイドル業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための闘いを、痛切なリアリティと繊細な人間描写で描き出す。
上映終了後にスタンディングオベーションが沸き起こった第78回カンヌ国際映画祭に続き、既に釜山国際映画祭など10以上の映画祭へ出品が決定している本作。先日、第38回東京国際映画祭【ガラ・セレクション部門】へ正式出品され、ジャパンプレミアを実施すると、日本で初めて本作を鑑賞した観客から「色々と考えさせられる作品」「『推し』がいる人は絶対観るべき」「アイドル描写のリアリティが半端じゃない」などの声が寄せられている。

そしてこの度、SNS発のシンガー・yamaが映画のために書き下ろした「Dawn」が主題歌に決定。2020年4月にリリースした自身初のオリジナル楽曲「春を告げる」が、MV再生回数1億回、ストリーミングの累計再生回数3億回を突破するなど、現在の音楽シーンを象徴するソロ・シンガー、yama。「Dawn」は、2026年1月21日(水)に配信リリースされることも決定している。

▼yama
自分が選んだことを後悔しないと誓っても、人は欲望や期待に目が眩んで自分を見失ってしまうこともある。そして、次第に理想の自分から離れていくことへの葛藤と足掻きが生まれる。それもまた人間らしさであるともいえるのかもしれない。夢とアイデンティティの狭間で揺れ動きつつ、理想とは違う自分だったとしても、その弱点すらもいつか愛せるように、許せるように。そう願いを込めて歌っています。主題歌「Dawn」、映画とともにお楽しみいただければ幸いです。
この度公開された本予告映像は、主人公の山岡真衣(齊藤京子)が裁判官に「アイドルには清廉性が求められる、そういう仕事だとわかっていたはずですよね?」と問いかけられるシーンから始まる。劇中アイドル【ハッピー☆ファンファーレ】のセンターとして、生き生きとパフォーマンスを披露する真衣、そしてアイドル達の輝く笑顔。しかしステージから降りると、「夜更かし禁止」「外での飲み会・アルコール禁止」「SNSは24時まで」と野心的なマネージャーから課せられる数々の規律や所属事務所からの期待、メンバーとの衝突までもが描かれており、アイドルの華やかな表面だけでなく、その裏側に潜む現実も露わになる。そして、自信に満ちた間山敬(倉悠貴)に惹かれ、恋に落ちた真衣は、ある事件をきっかけに衝動的な行動をとり、ルールを破ったことで「恋愛禁止条項違反」で所属事務所から裁判にかけられる。そこで問われるアイドルの恋愛の是非、目には見えない“心”を縛るルールと、個人の感情が交錯する法廷で、誰もが自分自身の価値観を問われる‥‥。儚さのなかに強さが滲むyamaの主題歌にのせ、観る者の心に問いかける緊迫感溢れる映像となっている。
映画『恋愛裁判』は、2026年1月23日(金)より公開。

人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止」ルールと、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。その8カ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。
企画・脚本・監督:深田晃司
出演:齊藤京子、倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、今村美月、桜ひなの、唐田えりか、 津田健次郎
配給:東宝
©2025「恋愛裁判」製作委員会
2026年1月23日(金) 公開
公式サイト renai-saiban.toho