May 25, 2022 news

これは世界へ贈る平和のメッセージ 『ローマの休日』のモチーフであるタウンゼンド大佐のノンフィクション『長崎の郵便配達』ドキュメンタリー予告映像公開

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この度、ドキュメンタリー映画『長崎の郵便配達』が8月5日(金)より全国公開することが決定。これにあわせて予告映像が公開となった。

『ローマの休日』のモチーフとなったといわれる元英空軍大佐ピーター・タウンゼンド。彼は、後にジャーナリストとなり、16歳で郵便配達中に被爆し、生涯をかけて核廃絶を世界に訴え続けた谷口稜曄(スミテル)を取材し、1984年にノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」を出版した。

本作は、タウンゼンド氏の娘であり女優のイザベル・タウンゼンドが、父親の著書を頼りに長崎でその足跡を辿り、父と谷口さんの想いを紐解いていくドキュメンタリーだ。

この度、公開された予告映像では、英国王女との恋が世界中で報じられた1950年代当時や、その後ジャーナリストとなったピーター・タウンゼンド氏の姿、ニューヨークの国連本部でスピーチをする谷口稜曄さんの姿が映し出される。
美しい長崎の風景の中で、さまざまな人の想いを感じられ、希望あふれる予告映像となっている。

本作を紡ぎあげた川瀬美香監督は、谷口さんより出版についての相談を受け、ニューヨークでの講演を聞いたり、さらに、父の意志を受け継ぎたいと願うイザベルさんと出会ったことで、映画の制作を決心した。

2017年、谷口さんが突然帰らぬ人となり、プロジェクトは一時中断しかけたが、奇跡的にタウンゼンド氏の取材テープを発見。 天のふたりから導かれるようにして歩みを進めていった。

父から娘へ送る平和のメッセージ。「核兵器」という言葉 がリアルに響く今この時代こそ、平和の願いを誰かに“配達”してほしい。

ドキュメンタリー映画『長崎の郵便配達』が8月5日(金)より全国公開。

作品情報
映画『長崎の郵便配達』

『ローマの休日』のモチーフになったともいわれる、英国王女マーガレットとの世紀の恋で知られたピーター・タウンゼンド元空軍大佐。後に、世界を回りジャーナリストとなった彼が、日本の長崎で出会ったのが谷口稜曄(スミテル)さんだった。16歳で郵便配達中に被爆し、生涯をかけて核廃絶を世界に訴えた谷口さんを取材。1984年に1冊のノンフィクション小説を出版する。本作は、タウンゼンド氏の娘であり女優のイザベルさんが、2018 年の長崎で、父の著書とボイスメモを頼りにその足跡をたどり、父と谷口さんの想いを紐解いていくドキュメンタリー。

監督・撮影:川瀬美香

出演:イザベル・タウンゼンド、谷口稜曄、ピーター・タウンゼンド

配給:ロングライド

©️The Postman from Nagasaki Film Partners

2022年8月5日(金) 全国公開

公式サイト longride.jp/nagasaki-postman