Jan 28, 2022 news

全世界が言葉を失った戦慄のSFノワール 映画『ポゼッサー』特報映像が公開

A A
SHARE

鬼才デヴィッド・クローネンバーグの遺伝子を完璧に受け継いだ、息子ブランドン・クローネンバーグ監督の最新作、映画『ポゼッサー』。『アンチヴァイラル』以来8年ぶりに発表した長編第二作となる本作では、完全無欠の遠隔殺人システムのもと第三者の意識と肉体を乗っ取り、ミッションを遂行する暗殺者の女性と、乗っ取られた側の男性の攻防を描く。

この度、本作の特報映像が公開された。

遠隔殺人に必要な特殊なデバイス、肉体と潜在意識の中に深く侵入していることを思わせるスタイリッシュな映像やフランシス・ベーコンの絵画を想起させる点滅の激しいシーンなどが挟みこまれ、監督自身「刺殺シーンで刺す回数を一回でも減らしたら作品が駄目になっていた」と語るバイオレンスシーンの一部が描かれる。タシャの子供や彼女に意識と人格を乗っ取られる男も登場、巨大企業による監視社会と人格が崩壊していく様を描く異常で冷徹な世界の幕開けを感じさせる。

第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門で上映されるや否や、その容赦ない暴力描写で観客の度肝を抜いたことも記憶に新しい本作。公開にあたり映倫からは「作品の主題と描写が極めて刺激が強いため、18歳未満は閲覧禁止」と描写だけでなくテーマ性についても言及されR18禁指定された。

映画『ポゼッサー』は3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺他にて全国順次公開。

作品情報
映画『ポゼッサー』

鬼才デヴィッド・クローネンバーグの遺伝子を完璧に受け継いだ、息子ブランドン・クローネバーグ監督の最新作。完全無欠の遠隔殺人システムのもと第三者の意識と肉体を乗っ取り、ミッションを遂行する暗殺者の女性と、乗っ取られた側の男性の攻防を描く。

監督・脚本:ブランドン・クローネンバーグ

出演:アンドレア・ライズボロー、クリストファー・アボット、ジェニファー・ジェイソン・リー、ショーン・ビーン、ガブリエル・グラハム、ロッシフ・サザー ランド

©2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.

2022年3月4日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺他全国順次公開

公式サイト possessor2022.com