ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く、映画『哀れなるものたち』。この度、本作のTVスポットナレーションに指原莉乃が起用された。
この度、第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を含む6部門7ノミネートを果たした本作は早くもアカデミー賞最有力候補作品としても期待が高まっている。
この度、そんな本作をさらに盛り上げるべくTVスポットナレーションを、モデル、プロデューサーなど多岐にわたり活躍する指原莉乃が担当する。
指原は本ナレーションのオファーを受けたことについて「私でいいのかなっていう気持ちが正直あったんですけど、この映画のスタッフの方々がオファーをくださったということは私に出来るのは一生懸命やるのみだなと思って、すごく楽しみに引き受けさせていただきました!」と振り返る。
また、プロデューサーとしても活躍する指原だが、同じく本作にプロデューサーとして参加しているエマ・ストーンについては「畏れ多くて同じとは言えないですけど、こんな風になれたらかっこいいですよね。自身が出演する映画をプロデュースして、しかもそれが女性を励ましてくれる、勇気づけてくれるような作品で、素敵な人だなって思いました。」とリスペクトを込めたコメントを寄せた。
本作ではストーン演じる主人公ベラが自分の意思で好奇心のままに自由に生きる道を歩んでいくが、そのような生き方については「やっぱり我慢が多い世の中ですから、特に女性は抑圧を感じることがきっと多いと思うんですよね。なので、かっこいいなと思います。恥を知らない、トラウマもないという、0に戻って、1から成長できたらどんな自分になっていたんだろうってすごく考えますね。自由に生きるってすごく難しいことだと思うんですけど、世の中の女性が主人公のベラと同じように自由に羽ばたけたら最高だなって。」とベラに共感する、と想いを語った。
また、“指原流”映画の楽しみ方を聞くと「これはマスト!っていうのがありまして、溶かしバターを大量にかけてもらった塩味のポップコーンです!昔は絶対キャラメル派だったんですけど、後輩の宮脇咲良に『私は絶対、塩味にバターをたくさんプッシュしてもらってびしょびしょになったものを食べます!』と言われて。えーって思いながらも食べたら美味しすぎてもう虜で!それ以来、必ずLサイズの大きいやつを買って、店員さんに『もうびしょびしょになるぐらいかけてください』ってお願いしてます。
それを映画の前半で食べ終えて、後半はじっくり映画で感動するっていうのがルーティンになっています。」と後輩から“伝授”された独自のこだわりを披露し、「前までは映画をほとんど見なかったし、映画館にもあまり行かなかったんですけど、20代後半になってからやっと、映画館めっちゃいいなって。 家にいるとついつい携帯見ちゃったりとかしますが、映画館だと集中するし没入感も全然違います。」と映画館での映画体験の良さを改めて推奨した。
映画『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国ロードショー。
風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇った若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。
監督:ヨルゴス・ランティモス
原作:アラスター・グレイ「哀れなるものたち」(早川書房)
出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2024年1月26日(金) 全国ロードショー
公式サイト searchlightpictures.jp