60年代ハリウッドを代表するアクション・スターにしてアカデミー賞受賞俳優、リー・マーヴィン主演 ジョン・ブアマン監督によるハードボイルド・アクション、映画『殺しの分け前/ポイント・ブランク』。この度、1967年に公開され、改めて全国ロードショーされる本作の本予告映像と巨大顔面ポスター・ビジュアルが公開された。

本作は、フィルム・ノワールの定番ともいうべき裏切りと復讐のドラマを、ヌーヴェルヴァーグの型破りな手法とアメリカ西海岸発祥のサイケデリック・カルチャーを交えて描くハードボイルド・アクション。




翌年公開のスティーヴ・マックィーン主演『ブリット』、クリント・イーストウッドの『ダーティハリー』、アカデミー賞・作品賞受賞作『フレンチ・コネクション』に先駆け、ハリウッドの犯罪映画、アクション映画の歴史にかつてない衝撃を与えたこの作品は、後の『レザボア・ドッグス』『ヒート』『ドライヴ』をはじめ、現在に至るまで数々のアクション映画に影響を与え続けている。




本作の主演リー・マーヴィンは、『キャット・バルー』でアカデミー賞・主演男優賞を受賞。続く主演作『プロフェッショナル』『特攻大作戦』が連続大ヒットし、60年代当時は人気と実力を誇る押しも押されもせぬ大スター。
この度公開された本予告映像は、アルカトラズ島刑務所の廃墟に轟く銃声に始まり、復讐と金に憑かれたウォーカーの容赦なのない暴力シーンが続く。クエンティン・タランティーノ監督が「最高の名場面」と称した、靴音が響く空港通路と、あわせ鏡効果によって無限空間と化した美容院のカットバックをはじめ、辻褄も合わず脈絡もない主人公の夢と記憶の連なりが見る者を幻惑する。
映画『殺しの分け前/ポイント・ブランク』は、2025年6月13日(金)より全国順次ロードショー。

ウォーカーは、親友リースとともにアルカトラズ島刑務所の廃墟で行われる組織の取引を急襲、大金の強奪に成功する。だが、リースはウォーカーを裏切って銃弾を浴びせ、金を持って逃げ去った。「夢だ、これは夢だ」薄れゆく意識の中、ウォーカーの脳裏でさまざまな記憶と幻想が交錯する。
監督:ジョン・ブアマン
原作「悪党パーカー/人狩り」リチャード・スターク
出演:リー・マーヴィン、アンジー・ディキンソン、ジョン・ヴァーノン、シャロン・アッカー、キーナン・ウィン
配給:コピアポア・フィルム
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2025年6月13日(金) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
公式サイト pointblank2025