Oct 03, 2023 news

「人間の憎しみが、消えることはないのか?」ロボットたちの感情が揺さぶられていく、切ない新映像が公開 Netflixシリーズ「PLUTO」

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この度、大人気漫画をアニメーションシリーズ化する、Netflixシリーズ「PLUTO」の予告映像とキービジュアル、場面写真が公開された。

1964年、マンガの父・手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」の一遍として絶大な人気を博した「地上最大のロボット」が、漫画家・浦沢直樹と、長崎尚志のプロデュースによって、2003年に「PLUTO」(小学館ビッグコミックス刊)として蘇った。

“人間と高性能ロボットが共生する近未来”で起こるサスペンスドラマは、手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ、“漫画界のカンヌ”と称されるアングレーム国際漫画フェスティバルのインタージェネレーション賞を獲得するなど国内外で高い評価を獲得、単行本の全世界累計発行部数は1,000万部を超える大ヒットとなった。

そして、日本初のTVアニメ「鉄腕アトム」の放送から60年となる2023年、「鉄腕アトム」の制作スタッフにも名を連ね、気鋭のスタジオ・MAPPAの創設者でもある丸山正雄の手によって遂に「PLUTO」がアニメーションとなって動き出す。

この度公開された予告映像では、戦争に派遣された世界最高水準のロボットの一人モンブランが、目の前に広がる荒廃した戦場を見て「僕たちは正義のためにここに来たんだよね? 僕たちは何をやっているんだろう‥‥」と呟くシーンから始まる。

ロボットでありながら、自らの行為に苦悩する切ないシーンから切り替わると、刑事ロボットであるゲジヒトが“人殺しの機械”と吐き捨てられ動揺する姿や、ピアノの音色に感動するノース2号、他者への共感を示すウランなど、ロボットが感情を露わにする場面が。

大きな竜巻を起こし飛来するプルートゥとは何者なのか? アトムは何故、涙を流しているのか?予告映像で描かれる壮大な世界観の中で描かれる激しいアクションと、切なく胸を打たれるストーリーに一気に本編への期待が高まる。

「だれか、この憎しみを止めてくれ。」悲哀に満ちた心の叫びの裏にあるものとは一体。 世界を破滅へと導く史上最悪の“憎しみの存在”を前に、ゲジヒトは、そしてアトムは、憎しみの連鎖を断ち切ることが出来るのか。

アニメ「PLUTO」は2023年10月26日(木)よりNetflixにて独占配信。

※手塚治虫/手塚プロダクションの「塚」は旧字体が正式表記

作品情報
Netflixシリーズ「PLUTO」

人間とロボットが共生する時代。強大なロボットが次々に破壊される事件が起きる。調査を担当したユーロポールの刑事ロボット・ゲジヒトは犯人の標的が大量破壊兵器となりうる、自分を含めた7人の世界最高水準のロボットだと確信する。時を同じくしてロボット法に関わる要人が次々と犠牲となる殺人事件が発生。ロボットは人間を傷つけることはできないにも関わらず、殺人現場には人間の痕跡が全く残っていなかった。2つの事件の謎を追うゲジヒトは、標的の1人であり、世界最高の人工知能を持つロボット・アトムのもとを訪れる。「君を見ていると、人間かロボットか識別システムが誤作動を起こしそうになる。」まるで本物の人間のように感情を表現するアトムと出会い、ゲジヒトにも変化が起きていく。そして事件を追う2人は世界を破滅へと導く史上最悪の“憎しみの存在”にたどり着くのだった‥‥。

監督:河口俊夫

クリエイティブアドバイザー:浦沢直樹

原作:「PLUTO」浦沢直樹×手塚治虫 長崎尚志プロデュース 監修/手塚眞 協力/手塚プロダクション(小学館 ビッグコミックス刊)

出演:藤真秀、日笠陽子、鈴木みのり、安元洋貴、山寺宏一、木内秀信、小山力也、宮野真守、関俊彦、古川登志夫、津田英三、朴璐美、羽佐間道夫、山路和弘、田中秀幸

2023年10月26日(木) Netflixにて独占配信

公式サイト pluto-anime.com