Mar 03, 2023 news

世界中で愛されるフランスの児童書が原作者たちの人生を交えたアニメに!映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』

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第75回カンヌ国際映画祭スペシャル部門に正式出品され話題となり、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)を受賞したフランス映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』の公開が決まった。

フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメ映画化した本作は、3月17日(金)~22日(水)に開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭コンペティション部門に出品されることも決定しており、3月19日(日)、20日(月)には、2人の監督アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブルを迎えて、ジャパンプレミア上映も予定している。

「プチ・ニコラ」シリーズの魅力の源は、親友同士の原作者、ジャン=ジャック・サンペとルネ・ゴシニの運命に屈することのない人生。本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加。原作者2人の人生に「プチ・ニコラ」の物語を交えて描く、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語は、昨年のカンヌ国際映画祭でも高い評価を得た。その後も、複数の映画祭で観客賞などの数々の賞を受賞。世界中が愉快で温かい物語と美しい映像に魅了されている。

ジャン=ジャック・サンペはアニメ映画制作にあたり、親友でもあった亡きルネ・ゴシニの記録に基づくリアリティを大切にしたという。そしてカンヌ国際映画祭での上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて2022年に89歳で亡くなった。
ニコラの誕生と、作家とイラストレーター2人の波乱に満ちた人生、その中で育まれた友情。映像の美しさとともに年齢に関係なく楽しむことができる作品をいよいよ日本でも堪能できる。

映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか 全国公開

作品情報
映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』

パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭での仲間達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ。ニコラを描きながら、望んでも得られなかった幸せな子供時代を追体験していくサンペ。また、ある悲劇を胸に秘めるゴシニは、物語に最高の楽しさを与えていった。児童書「プチ・ニコラ」の心躍らせる世界を創造しながら、激動の人生を思う2人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく。

監督:アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブル

脚本:アンヌ・ゴシニ、ミシェル・フェスレー

原作:ルネ・ゴシニ、ジャン=ジャック・サンペ 『プチ・ニコラ』単行本シリーズ (世界文化社刊)

出演:アラン・シャバ、ローラン・ラフィット、シモン・ファリ

配給:オープンセサミ、フルモテルモ

Ⓒ2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2

2023年6月9日(金) より全国順次公開

公式サイト petit-nicolas.jp