Apr 07, 2023 news

終活に向かうマダムの依頼は、人生を過ごしたパリの横断!監督からの日本へのメッセージ動画も公開  映画『パリタクシー』

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不愛想なパリのタクシー運転手が偶然乗せたのは、92歳のマダム。終活に向かう彼女の依頼は、人生を過ごしたパリを横断する”寄り道”だった。“寄り道”は、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく‥‥国民的シャンソン歌手のリーヌ・ルノーと、大人気コメディアンのダニー・ブーンというフランスに愛される2大スターが共演していることでも話題の本作が公開された。

エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、洒落たビストロなど、パリのエレガントな美しさが満載で、 驚きながら、笑って、泣いて!オープニングからラストまで、「まさか」がぎっしり詰まった感動作 となっている本作。

この度、日本公開を記念して、クリスチャン・カリオン監督から日本での公開を祝して動画メッセージ映像が届けられた。

『戦場のアリア』(2005)が、第63回ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞、第78回アカデミー賞国際長編映画賞等、世界中の映画賞にノミネートされ、本作ではフランスで初登場新作NO.1の大ヒットを打ち出したクリスチャン・カリオン監督は、本作について「この脚本を電車の中で一気に読み、電車を降りる前には涙を流していた。老齢化した親とどう向き合うかというのは、誰もがいつかは直面する難問であり、読んだ時に多くのことを考えさせられた。」と語る。

92歳のマダム、マドレーヌ役は、リーヌ・ルノー。「これは私の物語よ!遺作になる映画よ。」と語るリーヌは、マドレーヌとの共通点が数多くあるという。

撮影当時、母親を亡くしたばかりで辛い思いを抱えていたカリオン監督は、リーヌの温かい言葉に励まされたそうで、「家ではなく必ず映画館に見に来てください。知らない人に囲まれてストーリーを受け取るのが映画です。この映画をみてパリに行きたいと思ってくださったら嬉しいです。マドレーヌ、そして彼女を演じたリーヌ・ルノーの人生を観てどのように生きるかを学んで欲しいです。それがこの映画を作った理由の一つです。」と日本の観客へメッセージを寄せた。

映画『パリタクシー』は、現在公開中。

作品情報
映画『パリタクシー』

パリのタクシー運転手のシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前。このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。92歳のマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルにお願いをする、“ねぇ、寄り道してくれない?”。人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく。

監督:クリスチャン・カリオン 

出演:リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン

配給:松竹

© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

公開中

公式サイト movies.shochiku.co.jp/paristaxi/