パリを舞台に、少女の目を通して愛猫との絆を描く映画『ルー、パリで生まれた猫』の特別映像が公開された。
この度公開された特別映像では、広場で遊ぶルー役にキャスティングされたキジトラ4匹と、カリーヌ役の白猫2匹たちが大集合。本作の動物トレーナーのひとりとして撮影現場での動物演出を取り仕切ったリサ・アンブロットが猫たちに囲まれながらインタビューに答え、猫たちを紹介してくれる。
メインでルーを演じた猫がとても安定した演技ができていたため全体の8割を1匹で演じたというが、撮影は必要に応じて交代しながら進められた。アンブロットは「1日中公園で一緒にはしゃぎ回ってるわ。その後、少し働いてもらうの」とコメント。続けて「動物が持つ才能を引き出して、適切に演じられる動物をシーンごとに選ぶ。常に動物を第一に考えて無理はさせない」などと演出のポイントを解説する。
さらに、猫をモチーフとした作品で人気のねこ画家・おかべてつろう氏による、ルーと、劇中クレムの知らないところでルーが出会い恋に落ちる白猫のカリーヌが、エッフェル塔や青空をバックにカフェデートを楽しんでいる様子を描いたイラストも公開された。
本作は、楽しいときも落ち込んだときも、いつでもそばにいてくれた、猫たちへの愛と感謝の物語。パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。両親の不仲に心を痛めるクレムにとって、ルーと名付けた猫との生活は心安らぐ時間となっていく。
受け止めきれない現実に心を揺らす少女クレムと、クールで自由で好奇心いっぱいの猫のルー。そんなルーとの絆によって“今”を乗り越え大人への階段を上っていくクレムの物語が、私たちの心を温かく満たす。
映画『ルー、パリで生まれた猫』は、2023年9月29日(金)より全国順次公開。
パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。母猫とはぐれた子猫を、ルーと名付けて一緒に暮らし始める。両親の不仲に心を痛めていたクレムにとって、ルーとの生活は心安らぐ時間となっていく。そんなある日、森の別荘を訪れたクレムとルーだったが、森である出会いが‥‥。
監督:ギヨーム・メダチェフスキ
出演:キャプシーヌ・サンソン=ファブレス、コリンヌ・マシエロ 他
配給:ギャガ
© 2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO Films
2023年9月29日(金) 新宿ピカデリー他全国順次公開
公式サイト gaga.ne.jp/parisnekor