本作『パリのアメリカ人』は、アメリカのミュージカル映画史上に君臨するジーン・ケリー主演「巴里のアメリカ人」(1951年)の舞台版。豪快なタップダンスでも魅了される映画は、当時のアカデミー賞8部門にノミネートされ、作品賞の他に最多で6部門を受賞している名作といわれている。
本作『パリのアメリカ人』もブロードウェイにて、トニー賞12部門にノミネートされ、最多4部門を獲得している。ブロードウェイ・プロダクションとバレエダンサーでもあるキャストによるウェストエンド公演を特別撮影した作品で、日本では、2019年に劇団四季が公演し大ヒットした。
舞台は1945年のフランス・パリ。主人公ジェリー・マリガン(ロバート・フェアチャイルド)は、アメリカ人の退役軍人。戦争が終結し、多くの希望やチャンスに満ち溢れたパリで画家を目指している。ジェリーは若く美しいダンサー、リズ(リャーン・コープ)と運命的な出会いを果たすことに・・・。
時代背景もあり、男女の複雑な恋愛模様に夢と友情が絡み、“真実の愛”に希望を託して飛び立とうとする物語。愛だけでは生きていけないと決心する女と、それを引き留める男・・・。それぞれの役のキャラクター性が深く描かれていて、涙なくしては観る事の出来ない「逸品」の群像劇に仕上がっている。
主演ジェリー役のロバート・フェアチャイルドは、ニューヨーク・シティ・バレエ団でプリンシパルの経歴を持つバレエダンサー。ヒロインであるリズ役のリャーン・コープは英国ロイヤル・バレエ団で鍛え上げたトップ級のバレリーナ。歌唱力と演技力を備えた本物のバレエダンサーが演じる贅沢過ぎる極上の恋愛ミュージカルを堪能できること間違いなし。
バレエとミュージカル、そして伝統と新鋭の融合、そこに加わる人を惹きつけるドラマ、松竹ブロードウェイシネマ『パリのアメリカ人』は、10月15日(金)より全国順次限定公開。
主人公ジェリー・マリガン(ロバート・フェアチャイルド)は、アメリカ人の退役軍人。戦争が終結し、多くの希望やチャンスに満ちあふれたパリで、画家を目指している。ジェリーが若く美しいダンサー、リズ(リャーン・コープ)と運命的な出会いを果たすと、終戦後のパリの街並みを背景に、芸術や友情、恋をめぐる官能的かつ現代的なロマンスが展開する。
演出・振付:クリストファー・ウィールドン
音楽監督:ジョン・リグビー
出演:ロバート・フェアチャイルド、リャーン・コープ、ハイドゥン・オークリー、ゾーイ・レイニー、デイヴィッド・シードン=ヤング
配給:松竹
©2018 Swonderful Rights Limited
©BroadwayHD/松竹
©Angela Sterling(画像)
10月15日(金) 全国順次限定公開
公式サイト broadwaycinema.jp