Dec 17, 2025 news

少女たちの背中を押す主題歌は緑黄色社会の書き下ろし! 劇場アニメ『パリに咲くエトワール』 豪華追加声優キャストも明らかに

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『ONE PIECE FILM RED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と、『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』などのキャラクターデザイン・原画を務めた近藤勝也が初タッグを組み、當真あみが主人公の声を演じる話題作、映画『パリに咲くエトワール』。このたび本作の主題歌を緑黄色社会が手がけることが決定し、あわせて本予告映像が公開された。

本作の舞台は20世紀初頭のパリ。日本からやって来た、画家を夢見る少女・フジコと、バレエへの憧れを胸に秘める千鶴。ふたりの少女が、困難を乗り越え、互いに支え合いながらまっすぐに夢を追いかける姿を描く。

このたび公開された本予告映像は、幼い少女二人の出会いの場面から始まる。幼いころに初めてバレエを目にし、フジコはその美しさを絵に描き、千鶴は自分がバレリーナとして躍ることへの憧れを抱く。それから時は流れ、パリで偶然の再会を果たす二人。画家になるための勉強に励もうとするフジコは「絵だけじゃ食っていけないだろ」と厳しい現実を突きつけられ、千鶴は馴染みのないバレエの世界で「東洋人の私はバレリーナにはなれないんでしょうか」と、それぞれ涙を流しながら葛藤する。それでも、二人を見守る青年・ルスランの「自分がやりたいことをやるのが人生じゃないの?」という言葉にも励まされ、再びそれぞれの憧れへと手を伸ばしていく。そんな彼女たちの背中を押すのは、緑黄色社会の書き下ろし楽曲「風に乗る」。どこまでもまっすぐで爽やかな物語を予感させる映像となっている。

さらに今回、主人公・フジコ役の當真あみ、千鶴役の嵐莉菜、ルスラン役の早乙女太一に続いて、本作を彩る豪華声優キャスト陣が追加発表された。千鶴にバレエを指導する女性・オルガ役に門脇麦、フジコのパリ行きのきっかけを作る叔父・若林忠役に尾上松也、若林と飲み仲間で悪友のエンゾ役に東京03の角田晃広、フジコの兄の友人・矢島正一役に津田健次郎が決定。加えて、榊原良子、大塚明夫、甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織、唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ、黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美と、実力派声優がズラリと名前を揃える。それぞれがどんな役どころで登場し、二人の少女の物語にどのように関わるのかにも注目したい。

映画『パリに咲くエトワール』は、2026年3月13日(金)より全国公開。