『ONE PIECE FILM RED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画をつとめる近藤勝也が初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』。この度、本作の特報映像が公開され、あわせて、第2弾声優キャストが発表された。
20世紀初頭のパリ。そこに日本からやってきたふたりの少女が暮らしていた。ひとりは、夫を支えるよき妻となる将来を望まれながらも、画家を夢見るフジコ。もうひとりは、武家の家系に生まれ、ナギナタの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴。トラブルに巻き込まれたフジコを千鶴が助けたことで、ふたりは5年ぶりの再会を果たす。千鶴の夢を知るフジコは、同じアパルトマンの青年ルスランの母オルガが、ロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼。一方、フジコの保護者である叔父さんがある日、失踪するという事件が起きて‥‥。
画家を夢見る主人公 フジコの声は、若手実力派俳優として注目が集まる當真あみが担当する。
そしてこの度、新たなキャスト2名が発表された。主人公フジコとパリで出会う少女・千鶴を演じるのは嵐莉菜。パリでフジコと同じアパルトマンに暮らすロシア人の青年ルスランの声を、早乙女太一が務める。




【コメント】
▼嵐莉菜
劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』で園井千鶴役を演じさせていただきます。小さい頃から声優に憧れていましたが、自分が挑戦できる日が来るとは思わず、本当に夢のようです。千鶴は薙刀一家の一人娘で跡取りですが、幼い頃に出会ったバレエに惹かれていく少女。私も幼少期にバレエを習っていたので、共通点を感じつつ、葛藤を越え夢へ突き進む彼女の強さにとても惹かれました。演じることができるとわかった時は、心も体も飛び上がるほど嬉しかったです。声だけで感情を伝える難しさに苦戦しながらも全力で演じさせていただきました。年齢性別関係なく、夢を追う方も、立ち止まっている方も、きっと背中を押され、自分の人生を大切にしたくなる作品になっていると思います。
▼早乙女太一
この物語に登場する人物達が厳しい環境下でも、直向きに懸命にチャレンジして生きて行く姿に、薄れてしまっていた情熱や勇気を思い出させてもらいました。人を想う心や自分を信じる心、沢山の美しさが詰まった本作品を、是非劇場でご覧ください。
映画『パリに咲くエトワール』は、2026年3月13日(金)より全国公開。

画家を夢見るフジコとバレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たす。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていく。
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
原作:谷口悟朗、BNF、ARVO
キャスト:當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一
配給:松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会
2026年3月13日(金) 全国公開