タランティーノ、クリストファー・ノーラン、マーティン・スコセッシほか⼤物監督たちの下で助監督を経験し、移⺠⼤国フランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして発表してきた39歳のルイ=ジュリアン・プティが、実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築したキッチン・コメディ、映画『ウィ、シェフ!』。
この度、実在の⽀援施設からスカウトされた移⺠の少年たち40名が出演していることでも注目される本作の予告映像が公開された。
⼀流レストランのスーシェフとして働くカティは、大ゲンカしたことから店を⾶び出し、移⺠の少年たちが暮らす⾃⽴⽀援施設で働くことになる。施設では様々な事情を抱えて世界中から集まった少年たちが寮⽣活を送っているが、彼らは18歳までに職業訓練学校に就学できないと強制送還されてしまう。施設⻑のロレンゾ(フランソワ・クリュゼ)、は彼らを連れて⾏政や学校に行くなど大忙しの毎日で、住み込み教師のサビーヌ(シャンタル・ヌーヴィル)も世話するだけで⼿⼀杯。キッチンは不衛⽣で、⾷料庫には⽸詰のラビオリが並ぶだけのお粗末さだった‥‥。
主演のシェフ、カティ・マリーを演じるのは、レア・セドゥ主演の『美⼥と野獣』(2014)や、⽇本でも⼤ヒットした『シティーハンター THE MOVIE 史上最⾹のミッション』(2018)など、幅広い作品に出演し、⼤活躍のオドレイ・ラミー。親⾝で少し気弱な⼈のいいセンター長役は『最強のふたり』(2011)等のフランスの名優、フランソワ・クリュゼが演じる。
映画『ウィ、シェフ!』は5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国ロードショー。
⼀流レストランのスーシェフとして働くカティ。夢はいつか⾃分のレストランを開くこと。だが、シェフと⼤ゲンカして店を⾶び出し、ようやく⾒つけた職場は移⺠の少年たちが暮らす⾃⽴⽀援施設だった。質より量、まともな⾷材も器材すらない。不満をぶつけるカティに施設⻑のロレンゾは少年たちを調理アシスタントにするアイデアを提案する。フランス語がちょっと苦⼿な少年たちと、天涯孤独で⼈づきあいが苦⼿なカティ。料理が繋げた絆は少年たちの将来だけでなく、⼀匹狼だったカティの世界も変えてゆく‥‥。
監督:ルイ=ジュリアン・プティ
出演:オドレイ・ラミー、フランソワ・クリュゼ、
配給:アルバトロス・フィルム
© Odyssee Pictures – Apollo Films Distribution – France 3 Cinéma – Pictanovo – Elemiah- Charlie Films 2022
©Marcel Hartman
2023年5月5日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国ロードショー
公式サイト ouichef-movie.com