トム・ハンクス自らプロデューサーを務め、世界的ベストセラー小説「幸せなひとりぼっち」を『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター監督でハリウッドリメイクした映画『オットーという男』の予告映像と日本版ポスターが公開された。
予告映像では、オットーの不機嫌さが大爆発。ルールを守らない近所の住人たちへ腹を立て、眉間には常にしわを寄せている。しかしそんな姿の裏には、亡くなった最愛の妻を忘れられない純粋な想いも垣間見える。そんな時に出会ったお節介奥さん・マリソルに「孤独のまま生きるの?ダメよ。間違ってる」と諭されてしまう。その出会いにより《オットーという男》がどのように変わっていくのか‥‥。世界が愛するトム・ハンクスの嫌われ者っぷりにも注目したい。
2度のアカデミー賞に輝く名優トムが、パブリックイメージとは真逆の嫌われ者を演じ切っている。自ら人生をあきらめようとしていた男が、自分とは正反対な家族との日々を通してもう一度生きる希望を見つけていく物語を、ユーモアあり、涙ありで描いた感動作だ。
映画『オットーという男』は、2023年3月10日(金)より全国公開。
オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい。それが《オットーという男》。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も‥‥。世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく‥‥。
監督:マーク・フォースター
製作:リタ・ウィルソン、トム・ハンクス
原作:フレドリック・バックマン「幸せなひとりぼっち」(ハヤカワ文庫)
出演:トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、レイチェル・ケラー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023年3月10日(金) 全国公開