映画本編とその後を描いたオリジナルドラマ全3話をイッキ見したばかりの興奮冷めやらぬ観客たち
映画とdTVオリジナルドラマのWヒットを記念し舞台挨拶が行われ、幼馴染のために交渉屋として裏社会に身を投じるキダを演じた主演の岩田剛典と、オリジナルドラマでキダの運命を動かす謎の女性・ミチルを演じた松井愛莉、佐藤佑市監督が登壇した。
<映画×dTVドラマ「名も無き世界のエンドロール」Wヒット記念舞台挨拶イベント 概要>
■日程: 2月4日(木)※映画本編/ドラマ(全3話)上映後のイベント
■場所: TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7(港区六本⽊6-10-2 六本⽊ヒルズけやき坂コンプレックス内)
■登壇: 岩田剛典、松井愛莉、佐藤祐市(監督) 敬称略
盛大な拍手に包まれて岩田と松井がステージに登場!映画本編とその後を描いたオリジナルドラマ全3話をイッキ見したばかりの興奮冷めやらぬ観客たちを前に、岩田は「全てをご覧になったお客さんの前で舞台挨拶をさせていただけて、とても嬉しいです。今日は最後のイベントなので思う存分お話出来ればと思っています」と意気込み十分に挨拶。松井は、「まずお客さんを前にとても感動しています!このような時期ですがお越しいただきありがとうございます。私はこうして舞台に立つのはとても久しぶりなので緊張していまが楽しくお話できればと思います」と続いた。
まず、映画が公開された反響を聞かれた岩田は、「周りの人からメールをもらったり、映画のレビューサイトで投稿された感想を見たりしていますが、ご覧になった皆さんそれぞれに違った受け取り方があって、それは映画の魅力なのかと感じています。様々なリアクションが見れて、日々楽しんでいます」と日々自ら口コミをチェックしていることを明かした。
映画からドラマまでを含めた見どころを聞かれた岩田は、「やっぱり、映画の冒頭3分をよく見ていただきたいですね。実はそこから既に仕掛けが始まっていて、冒頭からラストに至るまで時系列が緻密に考えられているところがこの映画の醍醐味だと思います。ドラマは、キダの半年後を描いているのですが、映画のラストが『キダどうなっちゃうの!?』という終わり方なのでシンプルに後日談として楽しんで頂けたら」とアピール。松井は、「映画からドラマを見ると、映画とドラマでセリフが重なる部分があったりするんです。そこまで計算されていているので、映画から見るとより楽しめると思います!」と見所を話した。
続いて、トークは、〈○〉(マル)と〈×〉(バツ)が書かれたプレートを使ったQ&Aコーナーに!観客にもプレートが配られ、会場にいる全員が参加したトークを展開。
【Q恋⼈にするならどっち?冷静沈着な「キダ」か、猪突猛進な「マコト」?キダ派は「〇」を、マコト派は「✕」をあげてください】という質問に対して、8割の観客がキダを選択!岩田自身も自らが演じたキダを選び「自分が猪突猛進じゃないから、テンションが合わないんじゃないかと」と、落ち着いたタイプの方がしっくりくると発言。佐藤監督も同じくキダを選ぶ中、ステージ上で松井は、ひとりマコトを選択。岩田を目の前にして何故かと監督に問い詰められた松井は「ごめんなさい(笑)」と苦笑いしながら「一緒にいてワイワイできる方が楽しいんじゃないかと思うので!私は、全然引っ張っていけるタイプではないので、引っ張っていってくれる人がいいな」と自らの理想を正直に話した。
ドラマに登場した松井愛莉演じるミチルは、キダの運命を再び動かす鍵を握る重要な人物。2人の変化していく関係性にちなんで、【Qキダはミチルのことを実は好きになっていたと思いますか?思う⽅は「〇」を、思わない⽅は「✕」をあげてください】という質問に対して、岩田は悩みながらプレートを上げ、どちらも選ばずに「ハーフで!」とまさかの回答!「そんなの無しだよ」と佐藤監督にツッコミを入れられると、「キダにとっては(映画に登場する)幼馴染のマコトとヨッチ、この3人が“名も無き世界”でそれ以上に大切なものはないと思う」とキダの心情を語った。それに合わせる形で松井も「私も、どっちも選べないです。ミチルは、ヨッチと重ねられていると思うから好きとは違うのかなと。ただ、ミチルからすれば、キダに好きになってほしいと思っていたんじゃないかな」とミチルの複雑な心境を解説した。
【Q本作ではマコトがリサに薔薇を1輪プレゼントするシーンが印象的でしたが、この会場にいる⽅で薔薇をサプライズでプレゼントした事がある⽅はいらっしゃいますか?ある⽅は「〇」を、ない⽅は「✕」をあげてください】という質問では、なんと全ての観客が〈○〉と回答!まさかの全員一致の回答に、岩田はゆっくりと確かめるように客席を見渡しながら「え?全員マル?すごい!すがすがしいほどにマルしかいない!」ととても感心している様子。
ここでMCから、実は、全員マルを選んだことには理由があると打ち明けられ、会場がざわつくと〈108本の薔薇の花束〉が登場!本日お越しいただいた観客と映画スタッフから、座長としてこれまでチームを引っ張ってきた岩田へ感謝の気持ちを込め、そして、映画で描かれる“プロポーズ大作戦”にちなみ、プロポーズの際に送られる<108本の薔薇>=永遠を意味する”とわ(108)”の意味を持つ薔薇の花束が贈られた!代表して、松井から花束が手渡されると岩田は、「108本!思ったよりもすごいずっしりと重いです!だから、みんな〈マル〉だったんですね(笑)」」と薔薇に込めれた観客と映画スタッフ一同の想いと共に受け取った。ちなみに、会場でひとり〈×〉を挙げた岩田は、「僕は、贈るとしても薔薇じゃないですね。なんかキザじゃないですか、だからちょっとはずいというか…(笑)」と照れながらこだわりを明かした。
最後に、「撮影していた時は、(新型コロナ感染症が蔓延する)こんな状況は想像できていませんでした。公開させていただくまでに、多くのキャスト、スタッフの皆様との時間の積み重ねたことで、今日こうして舞台に立てるのだなと実感し、改めて幸せを感じています。そして、今日こうして花束をいただき勇気を貰えました!舞台挨拶に立つ度に、言わせていただいたのですが、映画は、頭を真っ白にしてみていただきたいです!感染症対策をしっかりとして万全な態勢で劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later ~」は映像配信サービス dTV にて独占配信中(現在第 1 話配信中。毎週金曜日新エピソード配信、全 3 話)、映画『名も無き世界のエンドロール』は全国公開中
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会 ©️エイベックス通信放送
<あらすじ>
「1日あれば、世界は変わる」 人生で最も愛した人の言葉が再び紡ぎ出す“運命“
日本中を巻き込む計画を実行したあのクリスマス・イブから半年後。キダの下に1通の依頼が舞い込んでくる。それは、ある男を組織から助け出してほしいというものだった。依頼に向かう中、キダは謎の女性・ミチルと出会う。ミチルはキダに向かって「1日あれば世界は変わる。」と、幼なじみのヨッチが大事にしていたあの言葉を投げかけるのだった。幼なじみ3人しか知るはずのない言葉を口にしたミチルに興味を抱いたキダは、彼女の素性を突き止めようとする。彼女は、恐怖で人を支配する裏組織のトップ・ケイに妹を人質に取られ、無理やり働かされる身で、実はマコトとの意外な繋がりを持った女性であった。運命を感じながら、彼女に心を開き始めるキダだったが、ケイに二人の関係がばれてしまいミチルは組織に捕らわれてしまう。ミチルを救い出すため、キダは命を賭けた交渉に再び立ち上がる―。
dTVにて独占配信中