Feb 05, 2021 news

男性であることを隠して、ミス・フランス審査会場に挑む!アレクサンドル・ヴェテールの美しさに注目 本編特別映像公開

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主演は役者としても目覚ましい活躍を見せる注目株アレクサンドル・ヴェテール

主人公アレックスを演じたのは、パリでユニセックスモデルとして活躍しているアレクサンドル・ヴェテール。2016年当時、男女両性の特徴を持つアンドロジナス的スタイルを提案することでも知られるジャン=ポール・ゴルチエのウィメンズのショーに出たことをきっかけに一気に注目が集まった彼は、近年では日本でも大人気となったNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」(20)にも出演、役者としても目覚ましい活躍を見せる注目株!

男性であることを隠したまま、ミス・フランスの審査会場に初めて“女性”として入るアレックス。緊張の面持ちで佇む彼に審査員は「ミス・フランス になりたい?」と質問、「何者かに」と率直にその想いを答えるが、その様子を見ていたミス・フランスのディレクターでもあるアマンダ(パスカル・アルビロ)はアレックスに対して、他の参加者とは違う“何か”を感じ取る。その後、アマンダからミス・フランスで勝ち抜くためには「インスタのアカウントを開設するよう強くお勧めするわ」と指導を受け、早速下宿先の仲間たちと一緒に“インスタ映えしそうな写真”を撮ってアップロード、加えて「視聴者が見るのは気品と物腰、そして女性らしさ」という助言にも応えられるよう、ぎこちないながらも、マスカラやヘアメイクなどで自らを少しづつ魅力的に装っていく。もちろん「孤児の教育に力を注ぎたいです」と、ミスコン向けの“定番の質疑応答”の練習にも真面目に取り組むアレックス。しかし「(サッカー選手の)“エムバペ”は?」「“子アザラシ”も入れろ」と仲間たちが謎の横槍を入れ、「支離滅裂になる」と「だから何だ?」「人気ワードで票が集まる」と、アレックスを応援するあまりどんどん本筋からずれていってしまうという仲間たちとの愉快なやりとりもユニークなシーン映像となっている。

原案・監督はTVドラマを中心に多くの作品を手がけるルーベン・アウヴェス。前作のコメディ『The Gilded Cage(仏題:La cage dorée)』(13)はRotten Tomatoesでも88%Freshの高評価を獲得、本作が2作目の劇場公開長編映画となり、俳優としても『イヴ・サンローラン』(14年日本公開)や『あしたは最高のはじまり』(17年日本公開)に出演、今後も活躍が大いに期待されている。

2/26(金)、シネスイッチ銀座ほか全国公開

アレクサンドル・ヴェテール『MISS ミス・フランスになりたい!』
映画『MISS ミス・フランスになりたい!』

【作品情報】
監督・原案・共同脚本:ルーベン・アウヴェス
撮影監督:ルノー・シャッサン、プロデューサー:レティシア・ガリツィン、ユーゴ・ジェラン
音楽:ランバート
出演:アレクサンドル・ヴェテール、イザベル・ナンティ、パスカル・アルビロ、ステフィ・セルマ
© 2020 ZAZI FILMS – CHAPKA FILMS – FRANCE 2 CINEMA – MARVELOUS PRODUCTIONS
2020/フランス/フランス語/スコープサイズ/107分
公式HP:https://missfrance.ayapro.ne.jp/

2/26(金)、シネスイッチ銀座ほか全国公開