Apr 09, 2021 news

名匠ロベール・ゲディギャン監督作『海辺の家族たち』本作の舞台となるマルセイユの魅力が詰まった場面写真が解禁

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マルセイユ近郊の小さな港町を舞台に、人生を変える出会いを描く忘れられない感動作

この度解禁された場面写真では、ロベール・ゲディギャン監督の地元であり、映画の舞台となるフランス・マルセイユの美しい入り江沿いにある小さな町で暮らす人々の様子が切り取られている。

海辺でタコを手に持ちながら談笑する3人兄妹や、船上でのアンジェルと漁師のバンジャマンの仲睦まじい様子、U字のアーチが美しい高架橋の下の入り江の傍で遊ぶ子供たちなど、マルセイユの入り江ならでは魅力が詰まった美しい写真が並ぶ。

これまでも、ほぼすべての監督作品をマルセイユで撮影してきたゲディギャン監督。本作『海辺の家族たち』もマルセイユ近くのメジャン入り江で撮影された。

「この入り江を見ると私はいつも劇場を思い出す。山腹に建つ、まるで外観しかないように見える色とりどりの小さな家々。それらを見渡す高架橋があり、そこを走る列車はまるで子どものおもちゃのようだ。海に向かって開けた光景が、水平線を背景…彩色されたキャンバスのように変えてしまう。冬の光の中、誰もいなくなったときには特にそう見える。メランコリックで美しい、使われていない舞台セットになるのだ」と監督が語るように、目の前に広がる美しい入り江と、すぐ後ろにそびえる山、そして高架橋がまるで舞台装置のように映画の中で重要な役割を果たしている。

この風景が物語の中でどのように機能しているのか、ぜひスクリーンでご覧頂きたい。

5月14日(金) キノシネマみなとみらい・立川・天神 ほか全国順次公開

『海辺の家族たち』
© AGAT FILMS & CIE – France 3 CINEMA – 2016
映画『海辺の家族たち』

監督:ロベール・ゲディギャン
出演:アリアンヌ・アスカリッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、ジェラール・メイラン、ジャック・ブーデ、アナイス・ドゥムースティエ、ロバンソン・ステヴナン
2016年|フランス|フランス語|カラー|ビスタ|DCP|5.1ch|107分|原題:La Villa|英題:The House by the Sea|レイティング:G|
字幕翻訳:宮坂愛
提供:木下グループ
配給:キノシネマ
© AGAT FILMS & CIE – France 3 CINEMA – 2016

公式HP:https://movie.kinocinema.jp/works/lavilla