Apr 19, 2021 news

予告映像到着!『ブラックバード 家族が家族であるうちに』6月11日公開

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otocotoニュース

予告映像解禁!

予告映像は、夫・ポールが妻・リリーと住む海辺の静かな自宅に、娘たちとその家族を迎え入れるシーンから始まる。

「できるだけ普通にして欲しいの」「分かった」―映し出されるのは、久々の再会を喜ぶのも束の間、母の死を見届けるために集まった娘とその家族、そして親しい友人の姿だった。「私は満足だし、幸せ」「愛する男がいて、誇りに思う2人の娘もいる」自らの意思で人生の閉じ方を決めたことは決して不幸ではなく、幸福な人生であったことを伝えるリリーだったが、もちろん全員がその決意に心から同意できているわけではない。「自殺すると警察に通報を」「本気か?君のママは心の準備が出来てる」「私はまだよ」「誇りに思う娘?何も知らないくせに」―。

安楽死を決意した母の前で次々と明かされるこれまで各々が隠し通してきた本音と秘密。愛する人の“死”が目前に迫ったことで、否応なしに自分にとっての“真実”“愛と人生”についても向き合わざる得なくなった家族と友人たちは、その葛藤を通して、ようやく「母が残した愛の結末」の意味を理解することになる。

リリー、そしてその命をかけて伝えようとした彼女の想いを受け取った人々の愛するがゆえの、それぞれの複雑に交錯する想いを切り取った予告となっている。

脇を固める豪華俳優陣も要注目!

次女アンナには『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のアリス役に大抜擢されたミア・ワシコウスカ。そして、リリーの夫ポール役に『ジュラシック・パークⅢ』(01)などで活躍するサム・ニールが演じ、死を決断した母のもとに集い、戸惑いながらも目を逸らさず真実の愛情を捧ごうともがく難役を見事演じ切った。

監督を務めたのは 『ノッティングヒルの恋人』(99)や『恋とニュースのつくり方』(10)などで手腕を発揮するロジャー・ミッシェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択、結果5週間におよぶ撮影が開始することになったが「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれたんだ」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させている。

6/11(金)TOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー

映画『ブラックバード』

監督:ロジャー・ミッチェル 
脚本:クリスチャン・トープ
出演:スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、リンジー・ダンカン、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、アンソン・ブーン
2019年/アメリカ、イギリス/英語/97分/スコープサイズ/5.1ch/原題:Blackbird/日本語字幕:斎藤敦子
配給:プレシディオ、彩プロ PG12
© 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED 

公式HP:blackbird.ayapro.ne.jp

6/11(金)TOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー