先日授賞式が行われた第96回アカデミー賞において、映画『オッペンハイマー』で自身初となる作品賞、監督賞に輝いたクリストファー・ノーラン監督、そして日本初の快挙となる視覚効果賞受賞を果たした『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督。この度、それぞれオスカー像を手にしたばかりの2人の監督による、特別対談が公開された。
『オッペンハイマー』を「パーフェクトに近いスペクタクル」と讃える山崎監督。一方、ノーラン監督は『ゴジラ-1.0』を「とても刺激的で細かいこだわりが感じられる、観る者を引き込む映画」だと語る。
第96回アカデミー賞で最多7部門を受賞した『オッペンハイマー』は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描く。
公開された映像では『オッペンハイマー』に触発された山崎監督が「日本が返答の映画を作らねばならない」と宣言。ノーラン監督が「アンサー映画を作るのであれば山崎監督以上にふさわしい監督は思い浮かびません。ぜひ実現していただけたらと思います。これからも山崎監督の作品を楽しみにしています」と笑顔で応じる様子も収められている。
映画『オッペンハイマー』は、2024年3月29日(金)より全国ロードショー。
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加したJ・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り‥‥激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった。
監督、脚本・製作:クリストファー・ノーラン
原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 「オッペンハイマー」(2006年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫、2024年1月刊行予定)
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
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2024年3月29日(金) 全国ロードショー
公式サイト oppenheimermovie