夢枕獏の小説を初めてアニメ化する、Netflixシリーズ「陰陽師」。この度、本作のエンディング主題歌が、17才のシンガーソングライター・aoの「kioku」に決定し、あわせて、天涯孤独で人に興味を持たないはずの晴明が、お人好しな博雅との出会いで徐々に心を開いていく様子を四季の変化と共に映し出すエンディング映像が公開された。
これまで漫画・実写・舞台化されてきた小説「陰陽師」は、平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明と源博雅が、“元は人間”である鬼と対峙する怪奇ミステリー。
浪川大輔演じる、都で随一の陰陽の力を持ち他人には興味がない変わり者・晴明と、浅沼晋太郎演じる、特別な力はないが困っている人を放っておけない誠実な男・博雅という凸凹バディが、鬼の悪行へ立ち向かう。
この度本作のエンディング主題歌に抜擢されたのは、2022年1月にSpotifyが選ぶ2022年に活躍を期待する次世代アーティスト「RADAR:Early Noise 2022」にも選出された、17才の高校生シンガーソングライター ao。
そんな彼女のエモーショナルな歌声と「きっと散りゆく生命を、貴方と共に終わりたいのよ」といった切ない歌詞が晴明と博雅の関係性の深さを更に浮き彫りにする。
▼aoコメント
まさか自分が Netflix でアニメ ED 主題歌を歌うとは思ってもいなかったので、知った時は本当に嬉しかったです!切なる人の想いの儚さや、平安の情景を曲に書きました。陰陽師に登場する様々なキャラクターたちの気持ちを想像しながら、「kioku」を楽しんでいただけたらと思います!
Netflixシリーズ「陰陽師」は、2023年11月28日(火)より独占配信。
憧れ、執着、焦がれる想い、己では止められない気持ちが溢れた時、人は鬼になる‥‥。栄華を誇る平安京。都を騒がす怪事件を解くべく、醍醐天皇の孫で雅楽家の源博雅は陰陽寮を訪れる。そこで出会ったのは、人らしからぬ空気を身にまとった男、稀代の陰陽師・安倍晴明。俗世に興味がなく乗り気ではない晴明に手を焼く博雅であったが、2人は事件の元凶である鬼たちと対峙していく。そして鬼の影に潜む、流れの陰陽師・芦屋道満に辿り着く。博雅の笛の師である敦美親王、帝付きの陰陽師・賀茂保憲、そしてとある事件をきっかけに晴明と博雅ともに行動を共にすることになる露子、絡みあう糸のようにそれぞれの想いが交わる中、晴明と博雅は都の平穏を取り戻せるのか。
監督:山本蒼美
原作:夢枕獏「陰陽師」(文春文庫刊)
声の出演:浪川大輔、浅沼晋太郎、石川由依、浜田賢二、岸尾だいすけ、佐藤利奈
2023年11月28日(火) Netflixにて独占配信