長尾謙杜(なにわ男子)が劇場映画初主演を務める、映画『おいしくて泣くとき』。この度、本作の本予告映像とメインビジュアルが公開され、あわせて、Uruが書き下ろした主題歌「フィラメント」の楽曲の一部が初公開された。また、追加キャストも発表された。
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映画『ふしぎな岬の物語』の原作「虹の岬の喫茶店」などを手掛けてきた人気作家・森沢明夫による“人を純粋に想う優しさ”を描いた「おいしくて泣くとき」が実写映画化される。監督を務めるのは、森沢氏の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』でもメガホンをとり、本作が2度目のタッグとなる横尾初喜。主人公・心也を演じるのは、「なにわ男子」のメンバー、長尾謙杜。ヒロイン・夕花を演じるのは、アニメ映画『かがみの孤城』で主人公の声を務めるなど活躍目覚ましい、當真あみ。“今”を感じさせるフレッシュな若手俳優2人が、一生に一度の切ないラブストーリーを紡ぐ。
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そしてこの度、新たに追加キャストが発表された。ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらどんなときでも息子に寄り添おうとする心也の父親・耕平を安田顕、心也の亡き母・南を美村里江、そして突然離れ離れになった夕花の幸せを願い続けながら、父の想いを受け継ぎ食堂を守る30年後の心也をディーン・フジオカが演じる。そのほか、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵ら実力派俳優が脇を固める。
【コメント】
▼安田顕
出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました。その後、森沢明夫さんの原作を拝読し、感動。大好きな小説。大好きな映画に出会えました。是非、ご覧ください。
▼ディーン・フジオカ
本作では、子ども食堂の存在がテーマのひとつとして描かれています。私自身がこれまで“FamBam フードドライブ”という食品寄付活動に取り組んできたこともあり、この役を演じることが子ども食堂の支援活動へと繋がれば、という願いも込めて今作に挑みました。このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています。
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この度公開された本予告映像では、母親を亡くした心也と家に居場所のない夕花、それぞれ孤独を抱えた2人が心を通わせていく様子から突然の別れまでが描かれる。30年の時を経て、大人になった心也のもとに届いた、夕花が姿を消した秘密とは。心也と夕花が思いの丈を叫ぶ声とともに、感情を高めていくのは、シンガーソングライターUruが手掛けた主題歌「フィラメント」。
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【コメント】
▼長尾謙杜
この歌を聴いた時、とても映画にぴったりだと感じました。心也と夕花の日々が詰め込まれた歌詞で、僕は撮影の日々をすぐ思い出しました。映画を観られる方は曲を聴くだけでたくさんのシーンがふわっと頭に浮かんでくるんじゃないかな?Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております。Uruさんの歌声で『おいしくて泣くとき』をより華やかにして頂き、大変嬉しく思います。
▼横尾初喜(監督)
Uruさんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで初めて聞かせていただいた時、心震えました。書き下ろしていただき本当にありがとうございます。映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。
▼森沢明夫(原作)
初めて『フィラメント』を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。
▼Uru
起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。10年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの10年を振り返る事ができましたし、これからの10年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。
映画『おいしくて泣くとき』は、2025年4月4日(金)より全国公開。
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幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密とは‥‥。
監督:横尾初喜
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
出演:長尾謙杜、當真あみ、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵、美村里江、安田顕、ディーン・フジオカ
配給:松竹
©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
2025年4月4日(金) 全国公開