May 19, 2025 news

新キャスト発表! 長澤まさみ演じる葛飾応為の父・北斎役に永瀬正敏 映画『おーい、応為』

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主演・長澤まさみ、監督・大森立嗣のタッグが贈る、映画『おーい、応為』この度、本作の特報映像が公開され、あわせて、新キャストが発表された。

監督・脚本を手がけるのは、『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』などで人間の奥行きを繊細に描いてきた大森立嗣。『MOTHER マザー』以来大森監督と再タッグを組み、主人公・葛飾応為を演じるのは長澤まさみ。

そしてこの度、応為の父であり師でもある葛飾北斎役を、永瀬正敏が演じることが発表された。さらに、公開された特報映像にも登場する応為の傑作「吉原格子先之図」そして北斎の代表作「富嶽百景」が映し出された劇中写真2点も新たに公開されている。

江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為は「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた。

夫と喧嘩し離縁、北斎のもとに出戻ったお栄(のちの応為)は、すでに有名な絵師だったがより高みを目指し、絵のことしか頭にない父・北斎と再び暮らし始める。絵筆を握る父の背中を見つめながら、絵を描き始め、絵師として生きる覚悟を決めたお栄に北斎は名前を贈る。それが「葛飾応為」。

それは、いつも北斎が「おーい、飯!おーい、筆!」と、何かにつけて、お栄に用を頼むことから付けられた、師匠から弟子へ、父から娘へと渡された名前だった。親ゆずりの画才と豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為。自分の心に正直に自由に生きた彼女が、最後にたどり着いた幸せとは。

▼永瀬正敏 コメント全文
繊細な線、力強い線、確信を得た点、、、

大森立嗣監督の筆、長澤まさみさんの筆、
皆さんが持ち寄ったそれぞれの筆と
様々な濃度の墨によって描かれた
一枚の合作作品の様な素晴らしい現場で
葛飾北斎として生きられた日々は
一生忘れられないものとなりました

いつも思う事は
揺れ動く不安定な感情の行く末を案じる時
ふと気がつくと、そこには必ず
大森監督の視線が寄り添っていただけている事

また
絵に魂を捧げ
大胆に自由に生きられた北斎の
“心”と言うべき存在のお栄(応為)
長澤まさみさんは
僕にとってまさに同様の存在でした

感謝しています

熱と信頼、そして確信
スピード感溢れる大森監督の現場は
今後の日本映画の基本になるはずです

始まりは
一つの小さな細い線を描くのにも
おぼつかなかった自分を
丁寧に諦めず
最後まで指導してくださった
絵画指導の先生方にも
心から感謝しています

映画『おーい、応為』は、2025年10月17日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『おーい、応為』

江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為。「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた応為。夫と喧嘩し離縁、北斎のもとに出戻ったお栄(のちの応為)は、すでに有名な絵師だったがより高みを目指し、絵のことしか頭にない父・北斎と再び暮らし始めた。絵筆を握る父の背中を見つめながら、お栄もいつしか絵を描き始める。絵師として生きる覚悟を決めたお栄に北斎は名前を贈る。それが「葛飾応為」。それは、いつも北斎が「おーい、飯!おーい、筆!」と、何かにつけて、お栄に用を頼むことから付けられた、師匠から弟子へ、父から娘へと渡された名前だ。茶も入れられず、針仕事もできないが、親ゆずりの画才と豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為とは。自分の心に正直に自由に生きた彼女が、最後にたどり着いた幸せとは。

監督・脚本:大森立嗣

原作:飯島虚心「葛飾北斎伝」(岩波文庫刊)
杉浦日向子「百日紅」(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」

出演:長澤まさみ、永瀬正敏

配給:東京テアトル、ヨアケ

 ©2025「おーい、応為」製作委員会

2025年10月17日(金) 全国ロードショー

公式サイト oioui