ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)は、英国ナショナル・シアターが厳選した世界で観られるべき傑作舞台をこだわりのカメラワークで収録し各国の映画館で上映する画期的なプロジェクト。
2009年6月に英国では第1弾となるヘレン・ミレン主演『フェードル』が上映され、今では40カ国を超える地域で展開されている。どの作品も評価が高く、回を追うごとにNTLiveファンは増え、世界のNTLive観客の総計は55百万人を突破。日本では2014年にダニー・ボイル演出、ベネディクト・カンバーバッチ&ジョニー・L・ミラー主演の『フランケンシュタイン』で初上陸。日本でも、世界で注目される英国演劇を映画館で観られることを楽しむ熱いファンの応援に支えられ、2021年で7年目を迎えた。
7月9日に公開する『メディア』に続き、日本では未公開の作品2本『十二夜』と『ジェーン・エア』の公開が決定。言わずと知れた名作の舞台版は、演劇ファンのみならず、読書ファン・映画ファンにも興味深い題材となっている。
NTLive『メディア』 7月9日(金)公開
メディアは妻であり母である。夫ジェイソンのために、彼女は家を出て亡命し、二人の息子を産んだ。しかし、彼が新しい生活のために家族を捨てたとき、メディアは追放と子供たちとの別離という苦難に直面してしまう。悲しみに打ちひしがれたメディアは、自分の大切なものすべてを破壊するために、元夫のジェイソンへの恐ろしい復讐を計画するのだった。ベン・パワーによる新たな脚色で、ウィル・グレゴリーとアリソン・ ゴールドフラップが音楽を担当する。
NTLive『十二夜』 10月8日(金)公開
シェイクスピアの古典コメディに新たなひねりを加えたサイモン・ゴドウィンによる舞台。船が岩の上で難破し、ヴィオラは岸に流されたが、双子の弟セバスチャンは行方不明。一人で生き延びようと決意したヴィオラは、新しい土地へと足を踏み出す。人違いと片思いなど人間関係の波乱が巻き起こる。
NTLive『ジェーン・エア』 12月3日(金)公開
今も人気を誇るシャーロット・ブロンテの古典を大胆でダイナミックに自由と充実感を求めて戦う一人の女性を描いた舞台にしている。「ジェーン・エア」の気鋭のヒロインは、人生の障害に真正面から立ち向かい、貧困、不正、苦い裏切りを生き抜き、自分の心に従うという究極の決断を下すまでに至る。
メデアは妻であり母である 夫のジェイソンのために、彼女は家を出て亡命し、二人の 息子を産んだ。しかし、彼が新しい生活のために家族を捨てたとき、メデアは追放と 子供たちとの別離という苦難に直面してしまう。悲しみに打ちひしがれたメデアは、 自分の大切なものをすべて破壊するために、元夫のジェイソンへの恐ろしい復讐を計画するのだった。ベン・パワーによる新たな脚色で、ウィル・グレゴリーとアリソン・ ゴールドフラップが音楽を担当する。
演出:キャリー・クラックネル、ロス・マクギボン(共同監督)
原作:エウリピデス
出演: メディア/ヘレン・マックロリー、ジェイソン/ダニー・サパーニ、ナース/ミカエラ・コール
(c)2014-2021 Culture-ville, LLC
7月9日(金) TOHOシネマズ日本橋 ほか公開
シェイクスピアの古典コメディに新たなひねりを加えたサイモン・ゴドウィンによる 舞台。船が岩の上で難破し、ヴィオラは岸に流されたが、双子の弟セバスチャンは行方不明。一人で生き延びようと決意したヴィオラは、新しい土地へと足を踏み出す。人違いと片思いなど人間関係の波乱が巻き起こる。
演出:サイモン・ゴドウィン、ロビン・ラフ(共同監督)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
主演:タマラ・ローレンス、ダニエル・ エズラ、オリヴァー・クリス、フィービー・フォックス、タムシン・グレイグ
(c)2014-2021 Culture-ville, LLC
10月8日(金) TOHOシネマズ日本橋 ほか公開
今も人気を誇るシャーロット・ブロンテの古典を大胆でダイナミックに自由と充実感を求めて戦う一人の女性を描いた舞台にしている。「ジェーン・エア」の気鋭のヒロインは、人生の障害に真正面から立ち向かい、貧困、不正、苦い裏切りを生き抜き、自分の心に従うという究極の決断を下すまでに至る。
演出:サリー・コックソン、ブリジット・コールドウェル(共同監督)
原作:シャーロット・ブロンテ
主演: マデリン・ウォーラル、ローラ・エルフィンス
(c)2014-2021 Culture-ville, LLC
12月3日(金) TOHOシネマズ日本橋 ほか公開