Aug 09, 2024 news

ボート競技版『セッション』×『ブラック・スワン』! 過酷なトレーニングに身を投じた女性の狂気の日々の行く末は 映画『ノーヴィス』

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ローイング(ボート競技)の世界に魅入られたある女性の、情熱という名の狂気を描く、映画『ノーヴィス』の日本公開が決定し、あわせて日本版予告映像、ビジュアルが公開された。

タイトルとなった「ノーヴィス/novice」とは、新入り、初心者のこと。スポーツ分野においては競技者の分類として使われ、一定のランクに達していない初心者のことを指す。物語の主人公、大学のボート部に入部したアレックスは「困難だからこそ、挑戦するのだ」というJ.F.ケネディの言葉を胸に、己の限界に打ち勝ちたいという一心で過酷なトレーニングに身を投じていく。

そんな本作は、デイミアン・チャゼルの『セッション』、クエンティン・タランティーノの『ヘイトフル・エイト』、ザック・スナイダーの『ジャスティス・リーグ』、ギレルモ・デル・トロの『パシフィック・リム』など錚々たるハリウッドメジャー作の音響で活躍してきたローレン・ハダウェイによる初監督作品。大学時代にローイング(ボート競技)に没頭した自らの体験を基に作り上げられ、自身で脚本と編集も担当。『セッション』×『ブラック・スワン』を彷彿させるダークで強烈でスリリングな傑作を作り上げた。

主演は『エスターファースト・キル』のイザベル・ファーマン。撮影前の6週間、毎朝4時半に起き、1日6時間の水上トレーニングを行って、過酷な撮影に耐えられる精神と肉体を手に入れたファーマンの妥協のない迫真の演技は、第20回トライベッカ国際映画祭において主演女優賞が贈られるなどの評価を得ている。本作は同映画祭で作品賞と撮影賞も受賞した。

この度公開された日本版予告映像は、大学のボート部に入部したアレックスが、新入部員のためのオリエンテーションに参加している場面で幕を開ける。レギュラーの座を目指すための第一歩として、コーチから「脚、体、腕」という身体の適切な使い方を徹底的に叩き込まれるアレックスら新入部員たち。ボートのみならず全てにおいて強い闘志や執着を抱き、肉体的にも精神的にも追い詰められていくストイックなアレックスだが、彼女のコーチや周囲に心配までされるほどの狂気に満ちた日々の先に待ち受けるものとは。

映画『ノーヴィス』は、2024年11月1日(金)より全国順次ロードショー。

作品情報
映画『ノーヴィス』

「困難だからこそ挑戦するのだ」 J・F・ケネディの言葉を胸に、アレックスは大学女子ボート部の門を叩く。猛烈に練習に励み、スポーツ万能な同期のジェイミーにライバル心を燃やすアレックス。上級生のケガでレギュラーの座がひとつ空いた時、その座を巡って熾烈な争いが繰り広げられる。レギュラー入りで得られる奨学金がどうしても必要なジェイミーは画策に走り、その座を奪取。出し抜かれたアレクッスは雪辱を果たそうとするが、その強すぎる執着心は次第に狂気を帯びていく。

監督・脚本・編集:ローレン・ハダウェイ

出演:イザベル・ファーマン、エイミー・フォーサイス、ディロン

配給:AMGエンタテインメント

© The Novice, LLC 2021

2024年11月1日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

公式サイト novice-movie