Feb 08, 2025 news

第97回アカデミー賞4部門ノミネート! ロバート・エガース監督が贈る、悲願の“吸血鬼”映画 『ノスフェラトゥ』25年5月日本公開

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『ウィッチ』『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』などで知られるロバート・エガース監督の最新作、映画『ノスフェラトゥ』が、2025年5月に日本公開されることが発表された。

本作は、ロバート・エガース監督が、幼少期に夢中になった、F・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に、独自の視点を入れ創り上げた渾身の新作。監督の歴代公開作史上最大のヒットを記録し、さらに、先日発表された第97回アカデミー賞では撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされるなど、世界各国で高い評価を受けている。

映画のタイトルにもなっている“ノスフェラトゥ”とは、吸血鬼の総称として使われている。ムルナウ監督の映画を初めて観た時から、その存在の虜になったというロバート・エガース監督は、高校時代に映画の舞台化脚本を友人と共同で執筆し上演。このことがきっかけで、いつか自身の手で映画化したいと憧れるようになった。ハリウッド監督デビュー後、何度も映画化を試みたが叶わず、今回ついに3度目となるチャレンジで辿り着いた悲願の映画化だという。

物語は、不動産業者のトーマス・ハッターが、仕事のため自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵へ会いに行くところから始まる。トーマスの不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夜になると夢の中に現れる得体のしれない“彼”の幻覚と恐怖感に悩まされるようになる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街に様々な災いが起こり始める。

夜な夜な夢の中で、正体の分からない“彼”に怯える主人公・エレンを演じるのは、本作で初めて本格的なホラー映画への出演を果たす、リリー=ローズ・デップ。リリーはオーディションでこの役を掴み取ったが、そのオーディションは監督が思わず涙するほどの演技だったという。また、オルロック伯爵は、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で世界中を恐怖に陥れたビル・スカルスガルドが演じる。そして、アルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授を演じるのは、今作でロバート・エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォー。さらに、エレンの夫・トーマスをニコラス・ホルト、トーマスの友人・フリードリヒをアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。

映画『ノスフェラトゥ』は、2025年5月16日(金)より公開。

作品情報
映画『ノスフェラトゥ』

ロバート・エガース監督が、幼少期に夢中になった1922年に作られたF・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に独自の視点を入れて創り上げた渾身の新作。

監督・脚本:ロバート・エガース

出演:ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリン、ラルフ・アイネソン、サイモン・マクバーニー、ウィレム・デフォー ほか

配給:パルコ ユニバーサル映画

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2025年5月16日(金) TOHOシネマズ シャンテほかにて公開