『浅草キッド』トークセッション
日本作品のステージは、伝説の師匠・深見と若き日のビートたけしを描いた『浅草キッド』からスタート。大泉洋、柳楽優弥、劇団ひとり監督が登壇し、映画化に至るまでの熱い想いが語られた。大泉は、萩本欽一や東八郎などを育てた師匠・深見千三郎を演じる上で工夫したことを語り、柳楽も“世界のキタノ”と呼ばれる誰もが知る人物を演じる難しさを明かした。さらに、深見の口グセであり印象的なセリフである「バカヤロー!」について、そこに込められた照れ隠しや親しみや叱咤など様々な意味を語り、最後に、本作は特別な人物の話ではなく、夢や目標のために頑張る全ての人に贈る笑いと涙の物語であることを伝え、ステージは幕を閉じた。
「金魚妻」トークセッション
篠原涼子主演、禁断の愛を描いた「金魚妻」のステージでは、篠原涼子、長谷川京子、並木道子監督に加え、モデレーターとして犬山紙子が登壇。夫からのDVに苦しむ主人公の平賀さくらを演じた篠原は、“金魚”をきっかけに岩田剛典演じる春斗と出会ったことで強く変わっていく役柄と説明。長谷川も自身が演じた箱崎ゆり葉役について、自信家で奔放だが実は容姿にあるコンプレックスを持っていて、そのことから夫に軽視されている実は悲しい人であるとそれぞれの役どころについて語った。監督は原作の魅力について、「様々な秘密と想いを抱えた6人の妻たちの心情を繊細かつ大胆な展開で描いたところ」とコメント。最後に3人が各々の言葉で「物語で欠かせない、原作で話題となった大胆な描写をキャスト全員が体当たりで演じ、Netflixならではのラブストーリーになっている」と見どころを語り、ステージは終了した。
是枝監督との新プロジェクト発表
そして、今後の新たなプロジェクトとして、『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞するなど、日本のみならず世界でも活躍する是枝裕和監督との映画およびシリーズの制作を発表。是枝監督のインタビュー映像が公開された。監督は「今までの枠組みの中での僕がやってきた映画とはスケールの違うものになるでしょうし、ドラマもそういう意味ではNetflixと組まなくては実現できなかったものになるだろうなと思っていて」と、Netflixとの初タッグに大きな期待を寄せていることを明かした。
『桜のような僕の恋人』トークセッション
中島健人主演で贈る大ヒット恋愛小説の映像化『桜のような僕の恋人』のステージでは、中島健人、松本穂香、深川栄洋監督が登壇。中島は、原作小説との出会いや出演オファーに感動した喜びを語り、松本もストーリーやキャラクターの魅力についてコメントした。そして、撮影中の貴重なメイキング映像が上映されると中島と松本は撮影時のエピソードを披露。加えて、それぞれの印象に残ったシーンについて語り、最後にファンへ向けてのメッセージをそれぞれの言葉で語り、ステージを締めくくった。