Feb 09, 2022 news

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などNetflixオリジナル10作品が米アカデミー賞で27部門の最多ノミネート

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日本時間の2月8日(火)行われた、第94回アカデミー賞ノミネーション発表にて、Netflix オリジナル作品が合計10作品27部門の最多ノミネートを獲得。受賞をNetflix作品が席巻することにも益々注目が高まっている。


Netflix作品 ノミネート一覧

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
作品賞、監督賞(ジェーン・カンピオン)、主演男優賞(ベネディクト・カンバーバッチ)、助演男優賞(ジェシー・プレモンス)、助演男優賞(コディ・スミット=マクフィー)、助演女優賞(キルステン・ダンスト)、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、録音賞、作曲賞

“ドクター・ストレンジ”としても知られるベネディクト・カンバーバッチが“彼史上最大級にヤバい男”を演じる衝撃作、映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。『ピアノ・レッスン』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、同作でアカデミー賞脚本賞受賞を誇る名監督ジェーン・カンピオンの11年ぶりの最新作が、並み居る強豪を押しのけ、〈作品賞〉〈監督賞〉〈主演男優賞〉など最多12ノミネートを獲得。昨年のヴェネチア国際映画祭では銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞し、以降も数々の映画賞を受賞、英国アカデミー賞作品賞にもノミネートされ、話題を席捲。

過去に『ピアノ・レッスン』でも監督賞ノミネート歴を誇り、今回の2度目のノミネートで、監督賞に2回ノミネートされた初の女性監督となったジェーン・カンピオン。撮影監督にノミネートされた2人目の女性となるアリ・ワグナー。さらに、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス、コディ・スミット=マクフィーそれぞれの行方にも注目したい。そしてもちろん、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でもアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たしたものの、受賞は逃していたカンバーバッチ初のオスカー受賞に期待がかかる。

『ドント・ルック・アップ』
作品賞、脚本賞、編集賞、作曲賞

レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、ジョナ・ヒル、ケイト・ブランシェット、ティモテ・シャラメ、アリアナ・グランデ‥‥という前代未聞の豪華キャストが集結した、アダム・マッケイ監督最新作の映画『ドント・ルック・アップ』は、〈作品賞〉〈脚本賞〉など4ノミネートを獲得。