第60回金馬奨で観客賞と最優秀新人監督賞を、第17回アジア・フィルム・アワードで最優秀新人監督賞を受賞した映画『年少日記』。この度、本作の30秒予告映像が公開された。
本作は、“痛み”と“後悔”を背負った高校教師が、少年時代の日記をきっかけに記憶を辿っていく物語。苛烈な競争社会において子供が受けるプレッシャーや家庭内暴力など痛切な現実を描きながら、兄弟が魅せる純粋で切ない幼少期の記憶が胸を打つ。




高校教師のチェンが勤める学校で自殺をほのめかす遺書が見つかる。「私はどうでもいい存在だ」それは、幼少期の日記に綴られた言葉と同じだった。彼は遺書を書いた生徒を捜索するうちに、閉じていた日記をめくりながら自身の幼少期の辛い記憶をよみがえらせていく。弁護士で厳格な父のもとで育った兄弟の記憶。勉強もピアノも何ひとつできない兄と優秀な弟。親の期待に応える弟とは違い、出来の悪い兄は家ではいつも叱られていた。しつけという体罰を受ける兄は、家族から疎外感を感じ‥‥。




本作で監督デビューを果たしたのは、『SPL 狼たちの処刑台』で脚本を務めたニック・チェク。脚本と編集も自らが務め、その巧みな構成と細やかな表現がアジア圏の映画祭を中心に高く評価された。主演は、『ある殺人、落葉のころに』や『母性のモンタージュ』に出演し、監督・撮影監督としても活躍するロー・ジャンイップ。
映画『年少日記』は、2025年6月6日(金)より全国公開。

高校教師のチェンが勤める学校で自殺をほのめかす遺書が見つかる。「私はどうでもいい存在だ」幼少期の日記に綴られた言葉と同じだった。彼は遺書を書いた生徒を捜索するうちに、閉じていた日記をめくりながら自身の幼少期の辛い記憶をよみがえらせていく。それは、弁護士で厳格な父のもとで育った兄弟の記憶。勉強もピアノも何ひとつできない兄と優秀な弟。親の期待に応える弟とは違い、出来の悪い兄は家ではいつも叱られていた。しつけという体罰を受ける兄は、家族から疎外感を感じ‥‥ 。
監督:ニック・チェク
出演:ロー・ジャンイップ、ロナルド・チェン、ショーン・ウォン
配給:クロックワークス
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2025年6月6日(金) 新宿武蔵野館ほか全国公開