日本中に「冬ソナ」ブームを巻き起こしたユン・ソクホ監督による待望のスクリーン最新作、映画『夏の終わりのクラシック』。この度、本作の日本公開が決定し、あわせて予告映像、ポスタービジュアルが公開された。

原作は伊吹有喜のベストセラー小説「風待ちのひと」。夏が終わりに近づく頃、ヨンヒは毎年、済州島へとやって来る。一方、母の遺品を片付けるために済州島に来ていたジュヌ。2人が偶然出会った日の夜、ジュヌが海で溺れかけているのを助けたヨンヒは、彼の家で膨大な量のクラシックアルバムのコレクションを目にする。どうしてもクラシック音楽を教えてほしいと、必死になってジュヌに頼み込むヨンヒ。その様子はどこか意味ありげで、断り切れなくなったジュヌは庭の片づけと引き換えにクラシックを教える約束を交わすことに。人生の道に迷ってしまった2人は次第に想いを寄せ合っていくが‥‥。


数々のドラマで若い男女のロマンスを描いてきたユン・ソクホ監督が本作で描くのは大人の“最後の恋”。夏の終わりの済州島を舞台に、空や海の変わりゆく色合いや一瞬の風をとらえていく。




撮影は、『殺人の追憶』『夜の浜辺でひとり』などポン・ジュノやホン・サンスと数多くタッグを組んできた巨匠キム・ヒョング。また、劇中曲を手掛けるのは、パク・チャヌク監督作『オールド・ボーイ』や、「冬のソナタ」「夏の香り」「春のワルツ」で度々ソクホのドラマ作品の音楽を手掛けてきた作曲家・ピアニストのイ・ジスが担当する。
主人公の傷ついた男女をリアルに演じたのはキム・ジヨンとペ・スビン。多くの映画やドラマで知られる実力派の2人が表現する繊細な心情に、オペラの名作「椿姫」やJ.S.バッハの「アダージョ」などクラシック音楽の調べが寄り添う。
映画『夏の終わりのクラシック』は、2025年10月3日(金)より全国順次公開。

夏が終わりに近づく頃、ヨンヒは毎年、済州島へとやって来る。一方、母の遺品を片付けるために済州島に来ていたジュヌ。2人が偶然出会った日の夜、ジュヌが海で溺れかけているのを助けたヨンヒは、彼の家で膨大な量のクラシックアルバムのコレクションを目にする。どうしてもクラシック音楽を教えてほしいと、必死になってジュヌに頼み込むヨンヒ。その様子はどこか意味ありげで、断り切れなくなったジュヌは庭の片づけと引き換えにクラシックを教える約束を交わすことに。ソウルでの暮らしに疲れ切っていたジュヌは、お節介でズケズケとモノを言うヨンヒのペースに巻き込まれていくうちに、少しずつ心を開いていく。だが実は、ヨンヒもまた過去に辛い体験をしていて‥‥。人生の道に迷ってしまった2人は次第に想いを寄せ合っていくが、夏は終わりを告げようとしていた。
監督・脚本:ユン・ソクホ
原作:伊吹有喜「風待ちのひと」(ポプラ文庫)
出演:キム・ジヨン、ペ・スビン
配給:日活/KDDI
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2025年10月3日(金) シネ・リーブル池袋他全国順次公開