スペインの有名店“ムガリッツ”の革新的な料理の誕生プロセスを追ったガストロノミック・ドキュメンタリー、映画『ムガリッツ』が日本公開される。この度、あわせて本作の本予告映像が公開された。
スペイン・バスク地方、ガストロノミーの中心地。ミシュランガイドに「レストランを超えた存在」と評され、2つ星を獲得した名門“ムガリッツ”の名前は、21世紀に入る頃から、業界で大きな注目を浴び始めた。グラスなどを並べずアーティスティックなオブジェだけを載せたテーブル、カトラリーを排して手や舌を直接使って味わう料理。ゲストの好奇心を誘い、五感を研ぎ澄まさせ、独自の世界観で今までになかった食空間を生み出したムガリッツは、毎年11~4月の6か月間は休業し、この期間はスタッフ総出で、メニュー開発に専念する。その年に誕生した料理が翌年以降に提供されることはなく、革新的なメニューはつねに更新され続ける。

“ムガリッツ”のオーナーシェフはアンドニ・L・アドゥリス。革新的な料理法や「分子ガストロノミー」を先駆けて取り入れ、世界中の料理界に大きな影響を与えた有名な三つ星レストラン エル・ブジなど、名だたるレストランで修行後、1998年3月にムガリッツを開店し、育てあげてきた。
本作は、そんな異端の名門ムガリッツの研究開発チームに密着、メニュー開発の舞台裏を追ったドキュメンタリー。“ムガリッツ”の革新的な厨房に潜入したカメラは、研究開発チームやシェフたちが実験的な料理を作り上げるメニュー開発の様子に密着する。
映画『ムガリッツ』は、2025年9月より順次ロードショー。

ゲストの好奇心を誘い、五感を研ぎ澄まさせ、独自の世界観で今までになかった食空間を生み出したムガリッツは、毎年11~4月の6か月間は休業し、この期間はスタッフ総出で、メニュー開発に専念する。その年に誕生した料理が翌年以降に提供されることはなく、革新的なメニューはつねに更新され続ける。そんな異端の名門ムガリッツの研究開発チームに密着、メニュー開発の舞台裏を追ったドキュメンタリー。
監督:パコ・プラサ
脚本:パコ・プラサ、マパ・パストール
配給:ギャガ
2025年9月 シネスイッチ銀座ほか順次ロードショー