『か「」く「」し「」ご「」と「』の中川駿監督のオリジナル企画を、山時聡真&菅野美穂W主演で映像化した、映画『90メートル』。このたび本作の主題歌が、大森元貴による書き下ろし楽曲「0.2mm」に決定し、あわせて主題歌入り本予告映像が公開された。
本作は、人生の岐路に立つ高校生の息子と難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛を綴った感涙物語『90メートル』。直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説『少女は卒業しない』で商業長編映画デビューを果たし、『か「」く「」し「」ご「」と「』でも高く評価された新進気鋭の監督・中川駿渾身のオリジナル企画を映画化。母親を看病した経験を持つ監督が、自身と自身の母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、半自伝的映画を生み出した。
難病を抱えた母・美咲と2人で暮らす高校3年生の藤村佑を演じるのは、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で主役声優の座を射止め、ドラマ「ちはやふるーめぐりー」など話題作への出演で注目を集める山時聡真。母・美咲を演じるのは、自身も子育て中であり、『ディア・ファミリー』『近畿地方のある場所について』と母親役が続く菅野美穂。さらに、西野七瀬、南琴奈、田中偉登が出演する。

このたび大森元貴による書き下ろし楽曲「0.2mm」が本作の主題歌に決定。大森は、今年2月24日(火)にソロ活動5周年を記念し、1st Mini Album「OITOMA」をリリースする。そのアルバムに新曲として収録されるのが「0.2mm」で、大森が優しく語るように歌い上げるミドルテンポのバラード曲だ。
あわせて公開された本予告は、母・美咲を心配する佑の想いと、息子・佑の幸せな将来を切に願う美咲の想いが交錯していく。高校3年生の佑は、難病の母を支えるためヘルパーのいない時間帯は介護と家事に向き合ってきた。手元にあるチャイムの音が、母からの呼び出しの合図だ。大好きだったバスケ部も辞め、受験勉強も思うようにはかどらない佑は心の余裕がなくなり、母を想いながらも「好きでやっているわけではない」と突き放してしまう。そんな中、ケアマネジャー・下村の協力のもと美咲が密かに準備を進めていた、24時間ヘルパー体制が整ったことを知らされた佑。自由な時間が訪れる一方で母の介護にすべてを捧げてきた佑は、複雑な想いを抱え、親子の会話はより減ってしまう‥‥。下村やバスケ部マネージャーの松田杏花、元チームメイトの大平翔太も佑を気にかける。やがて高校卒業後の進路選択を前に、東京の大学へ進みたい想いと、母を残していくことへの罪悪感の狭間で揺れる佑。一方の美咲も、佑との日々に幸せを感じつつも「お母さん、大丈夫だから」と息子の背中を押そうとする‥‥。親子の揺るぎない愛が静かに胸を締め付け、大森の歌声がエモーショナルに響く。思わず涙がこぼれそうな映像に仕上がっている。
映画『90メートル』は、2026年3月27日(金)より全国公開。