Oct 22, 2025 news

筒井真理子&髙田万作W主演 森を舞台に、少年院を出所した若者と生きづらさを抱えた彼の叔母との心のふれあいを描く 映画『もういちどみつめる』

A A
SHARE

『淵に立つ』『よこがお』『波紋』などの筒井真理子と、三宅唱監督のロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門金豹賞受賞作品『旅と日々』で注目を浴びる髙田万作のW主演で贈る、映画『もういちどみつめる』。この度、本作の予告映像が公開された。

本作は、民法で大人扱いとなったことで、2022年の少年法の改正で18、19歳を厳罰化することになったことに疑問を持った佐藤慶紀監督が、「生きづらさ」を抱える思春期の青年と、同じく「生きづらさ」を抱えて生きてきた大人、そして、すごく繊細でどこにでも生きていけるわけではない珍しいコケを探す女子学生との交流を通して、言葉にして対話をすることの重要性を描いていく。

山のキャンプ場を営む典子の元に突然の来訪者がやって来る。それは、1年前に少年院を出所した甥っ子のユウキ。ユウキは、典子の姉である母親を探していると話すが、典子が義理の兄に電話すると、ユウキと義理の兄はうまくいっていないという。ユウキにキャンプ場でバイトをさせ「私にできることは、あなたの話を聞くことだけ」と寄り添う典子は、近所に住む明夫によると、人の表情を読み取るのが苦手。「世界の見方は皆同じじゃない」と言う典子に、次第に心を許していくユウキだが‥‥。

映画『もういちどみつめる』は、2025年11月22日(土)より全国順次公開。

作品情報
映画『もういちどみつめる』

山のキャンプ場を営む典子の元に突然の来訪者がやって来る。それは、1年前に少年院を出所した甥っ子のユウキ。ユウキは、典子の姉である母親を探していると、このキャンプ場にやってきたが、典子が義理の兄に電話すると、ユウキと義理の兄はうまくいっていないとのこと。ユウキにキャンプ場でバイトをさせてあげ「私にできることは、あなたの話を聞くことだけ」と寄り添う典子は、近所に住む明夫によると、人の表情を読み取るのが苦手で、言葉が大事。「世界の見方は皆同じじゃない」と言う典子に、次第に心を許していくユウキ。そんなある日、典子の息子でユウキの同い年の従兄弟である健二が、大学の友達とキャンプにやってくる。森の植物や星など、ユウキと由香理が共通の話題で盛り上がるのを見て嫉妬した健二は‥‥。

監督・脚本・編集・プロデューサー:佐藤慶紀

出演:筒井真理子、髙田万作、にしやま由きひろ、徳永智加来、中澤実子、吉開湧気、リコ(HUNNY BEE)、内田周作、川添野愛

配給:渋谷プロダクション

©Aerial Films

2025年11月22日(土) 新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開

公式サイト mouichidomitsumeru