Jun 13, 2024 news

『劇場版モノノ怪 唐傘』 梶裕貴、福山潤、細見大輔、入野自由、津田健次郎ら豪華キャストのボイスを使用した最新映像公開

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2006年にオムニバス『化猫』、2007年にテレビアニメシリーズとして放送されて以来、根強く愛され続けている『モノノ怪』が、大奥を舞台に劇場版として“新生”する。この度、『劇場版モノノ怪 唐傘』の最新映像「特別予告 -表の巻-」が公開された。

この度公開された映像では、大奥「七つ口」の広敷番・坂下(細見大輔)の明るいナレーションからスタートし、男性キャラクターが軽快なテンポで紹介される。また、本映像をもって、梶裕貴、福山潤、細見大輔、入野自由、津田健次郎ら豪華キャストのボイスが初公開された。

大奥とは、世を統べる“天子様”の世継ぎを産むために各地から美女・才女たちが集められた“女の園”であると同時に、重要な官僚機構でもある特別な場所。独自の掟が敷かれた“社会”でもあるこの異質な空間に、新人女中のアサ(黒沢ともよ)とカメ(悠木碧)が足を踏み入れる。

キャリアアップを図る才色兼備のアサ、憧れの大奥に居場所を求めるカメ。正反対の2人は初日から、大奥で信仰される“御水様”に「自分の大切なもの」を捧げるという、集団に染まるための“儀式”に参加させられ、そこで起きた出来事をきっかけに、2人の間には絆が生まれてゆく。

御年寄の歌山(小山茉美)は、大奥の繁栄と永続を第一に考え女中たちをまとめあげるが、無表情な顔の裏に何かを隠している。そんな中、少しずつ、“何か”が彼女たちを覆っていく。夜ごと蓄積されていく女たちの情念、どこからともなく響いてくる唐傘がカラカラと回るような異音、取り憑かれたように理性を失っていく女中。そしてついに決定的な悲劇が起こり、薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って大奥の中心まで進むのだが、モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、封印を解き抜くことが叶わない。薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、退魔と救済の儀が始まる‥‥。