『劇場版モノノ怪 唐傘』の主題歌をアイナ・ジ・エンドが担当することが発表され、あわせて、主題歌「Love Sick」を使用した本予告映像と本ビジュアルが公開された。
2006年にオムニバス「化猫」、2007年にテレビアニメシリーズとして放送されて以来、根強く愛され続けている『モノノ怪』。その『モノノ怪』が、大奥を舞台に劇場版として“新生”する。
また、この度、豪華キャストも解禁された。黒沢ともよ・悠木碧・小山茉美に引き続き、アサが憧れる大奥の先輩女中・北川役に花澤香菜、歌山の直属の部下“表使”の女中・淡島役に甲斐田裕子、アサとカメの教育係を任される先輩女中・麦谷役をゆかなが演じる。
そのほか、お目付役として幕府より大奥に派遣された侍・三郎丸役を梶裕貴、三郎丸の同僚である侍・平基役を福山潤、「大奥」と「七つ口」の警備係である広敷番・坂下役を細見大輔、大奥の信仰を司る司祭・溝呂木北斗役を津田健次郎、幕府の象徴かつ最高位である天子役を入野自由が演じる。
また、名家出身で気位が高い御中臈・大友ボタン役に戸松遥。身分の低い町人の出だが、天子から寵愛を受ける御中臈・時田フキ役に日笠陽子など、豪華声優陣がキャストを務める。
【コメント】
▼花澤香菜
北川は、アサが憧れる大奥の先輩女中です。大奥という組織の中で、何を守り何を捨てて生きていくのか。北川の心の「乾き」は、どんな人にも起こりうる感覚なのではないかと思います。孤独に何かを頑張っている方の心に、届きますように!
▼甲斐田裕子
独特のテンポ、色使い、カメラワーク、魅惑的なキャラクター、音使い、物語。ワクワクしながら見ていた「モノノ怪」の世界に出番を得られて、とても嬉しいです。淡島は大奥の表使。新人に過去を捨てるよう冷たく指導するも、アサ達に翻弄され人間味ある表情を様々見せます。どんな変化を遂げるのかお楽しみに。
▼ゆかな
2006年。はじめて「化猫」に関わった時、アフレコ現場には少し、戸惑いの空気がありました。見たことのない映像を作りたい、そんな意志を強く感じました。長い時間が経ち、麦谷としてまた、この世界に関われることになりました。変わったもの変わらないもの‥‥全てを見届けたいと思います。
『劇場版モノノ怪 唐傘』は、2024年7月26日(金)より全国公開。
世を統べる“天子様”の世継ぎを産むために各地から美女・才女たちが集められた女の園、大奥。独自の掟が敷かれた“社会”でもあるこの異質な空間に、新人女中のアサとカメが足を踏み入れる。正反対の2人は初日から、大奥で信仰される“御水様”に「自分の大切なもの」を捧げるという、集団に染まるための“儀式”に参加。そこで起きた出来事をきっかけに、2人の間には絆が生まれてゆく。夜ごと蓄積されていく女たちの情念、どこからともなく響いてくる唐傘がカラカラと回るような異音、取り憑かれたように理性を失っていく女中たち。そしてついに決定的な悲劇が起こり、薬売りはモノノ怪を追って大奥の中心まで進むが‥‥。
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子
キャスト:神谷浩史、黒沢ともよ、悠木碧、花澤香菜、小山茉美、戸松遥、日笠陽子、甲斐田裕子、ゆかな、梶裕貴、福山潤、細見大輔、入野自由、津田健次郎
配給:ツインエンジン、ギグリーボックス
©ツインエンジン
2024年7月26日(金) 全国公開
公式サイト mononoke-movie