7月1日より公開される、2021年度、韓国映画ナンバーワン大ヒットの映画『モガディシュ 脱出までの14日間』。本作の監督を務めたリュ・スンワンからメッセージ映像が公開された。
「こんにちは!」と日本語からはじまったリュ・スンワン監督からのメッセージ映像。「『モガディシュ』がもうすぐ日本で公開と聞き、皆さんに見て頂けることを、とても嬉しく思っています」と挨拶。
そして「『モガディシュ』は1990年代初め、ソマリアの首都モガディシュで、現地で発生した内戦の混乱のなか、韓国と北朝鮮の大使館員たちが生き残るために必死に国外へ脱出しようとする、実話に基づく映画です」と本作を紹介。
そして「この作品の熱い人間ドラマ、そして緊張感とスペクタクルをスクリーンを通して体感して頂けると思います。ぜひ映画館でご覧ください!」と熱い想いを伝えた。
さらにキム・ユンソクらキャストが本作の見どころを語る、メイキング映像も公開。
モロッコでオールロケーション撮影が行われ、多くの現地エキストラを使い、反乱軍による暴動や銃撃戦の撮影が映し出されるなか、韓国のハン大使役のキム・ユンソクは「スペクタクルに富み、キャラクターとドラマがしっかりしている」と見どころをコメント。
またチョ・インソンが「躍動感を感じてもらえるだろう」と語れば、ク・ギョファンは「早くこの映画をやりたいと思った」と話し、キャストの熱量が伝わる。
さらにリュ・スンワン監督は「80~90年代にアフリカで勤務していた外交官の方々に実際にお会いして、彼らが語ったことを再現しようとした」と説明。
キム・ユンソクも「この映画のすごいところは、キャラクター、ドラマ、目的、ビジュアル、すべてがそろっていること」と自信を見せる。
そして「孤立した人々の恐怖や不安や緊張感がリアルに感じられるだろう」というチョ・インソンの言葉どおり、圧倒的なリアリティは見逃し厳禁だ。
ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描いた本作。
2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にも関わらず観客が押し寄せ、興行収入30億円を突破し、2021年度の韓国映画ナンバーワンの大ヒットを記録した。
また韓国のアカデミー賞と称される「第42回青龍映画賞」で最優秀作品賞、監督賞、助演男優賞(ホ・ジュノ)含む5部門受賞。さらに第58回百想芸術大賞では映画部門の大賞と作品賞を受賞した。
いま、世界で最も勢いのある韓国映画の中でも特に必見の話題作がいよいよ日本公開となる。
1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハンは、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ、チョ・インソン、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク
配給:ツイン、カルチュア・パブリッシャーズ
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2022年7月1日(金) 全国公開
公式サイト mogadishu-movie.com