Apr 28, 2022 news

韓国と北朝鮮が協力ーーそれは語ることを許されなかった真実 昨年度韓国映画No.1大ヒット映画『モガディシュ 脱出までの14日間』予告映像公開

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韓国を代表する俳優キム・ユンソクとチョ・インソンが初共演を果たし、2021年度韓国映画No.1の大ヒットを記録したリュ・スンワン監督最新作、映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の日本版予告映像が公開された。

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描いた本作。韓国では興行収入30億円を突破する韓国映画No.1の大ヒットを記録した。世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ポルト国際映画祭にてオリエント部門の最高作品賞を受賞し国内外から評価が高まっている。

今回、公開となった日本版予告映像では、1990年、国連への加盟を目指す韓国と北朝鮮が、アフリカ諸国からの信任を得ようとソマリアの首都モガディシュで激しく対立する中、ソマリア内戦が勃発。大混乱に陥り、韓国のハン大使(キム・ユンソク)やカン参事官(チョ・インソン)、北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)ら両国の大使館員とその家族たちも孤立無援になってしまう。ついに暴徒に襲われ北朝鮮大使館にいられなくなったリム大使はテ・ジュンギ参事官(ク・ギョファン)と家族たちとともに、対立する韓国大使館へ助けを求める決心をするが、それぞれの思惑が交錯する様が臨場感あふれる映像で描かれていく。
俳優たちの熱演と、モロッコオールロケでのダイナミックなカメラワークで繰り広げられるカーアクションも注目だ。

監督は、ベルリン映画祭に正式出品された『生き残るための3つの取引』で世界的にその名を知られ、“韓国のタランティーノ”と称されるリュ・スンワン。モロッコでオールロケを実施し、衝撃的なスピードとダイナミックなカメラワークで繰り広げられる大迫力のカーアクションに、胸を揺さぶる人間ドラマを融合させたエンターテイメントをつくりあげた。
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』は7月1日(金)より全国公開。

作品情報
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』

1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハンは、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?

監督:リュ・スンワン

出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ、チョ・インソン、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク

配給:ツイン、カルチュア・パブリッシャーズ

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2022年7月1日(金) 全国公開

公式サイト mogadishu-movie.com