田村茜による同名漫画を、風間太樹監督がW主演に桜田ひよりと木戸大聖を迎え実写化した、映画『モブ子の恋』。このたび本作の追加キャストと主題歌が発表され、あわせて本予告映像が公開された。
本作の監督は、映画『チア男子!!』で長編映画デビューし、「silent」「海のはじまり」『バジーノイズ』といった数々の話題作を世に送り出した風間太樹。人見知りで控えめな性格の女子大生、モブ子こと田中信子を演じるのは桜田ひより。2023年公開の『交換ウソ日記』での演技が評価され、第47回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。近年は『バジーノイズ』『大きな玉ねぎの下で』など、多くの話題作で主演を務める。そして、モブ子が初めて恋心を寄せる同じスーパーでアルバイトをしている大学生・入江博基を演じるのは、22年に配信されたNetflixシリーズ「First Love 初恋」で一躍注目を集め、「9ボーダー」「海のはじまり」『ゆきてかへらぬ』『WIND BREAKER』など、出演作品が途絶えない木戸大聖。

加えてこのたび、信子の成長と恋を彩る共演陣が明らかに。信子の背中を強引ながらも温かく押す後輩・安部に早瀬憩。先輩アルバイトとして、信子に時に厳しくも愛のある指導をする大学生・篠崎に唐田えりか。さらに入江をバイト仲間としても男友達としても支える同僚・金子役に、草川拓弥。自信家な性格から信子が少し手を焼く新人アルバイト・大野を演じるのは荒木飛羽。そして、アルバイトたちを父親のような眼差しで優しく包み込む店長・折原役には、古舘寛治。実力派キャスト達が『モブ子の恋』の世界をさらに魅力的なものにする。
さらに主題歌が、にしな描き下ろし楽曲「クローバー」に決定。やさしくも儚い中毒性のある声と、どこか懐かしく心地良いメロディーライン、繊細に紡がれる言葉のセンスが、多くの人々を魅了している彼女が本作のために書き下ろした楽曲が、二人の物語にさらに彩りを与える。

あわせて公開された本予告映像は、信子がスマホで「モブ(mob)」という言葉を検索するシーンから始まる。群衆、脇役、主要ではない登場人物。その定義を自らに重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきた。物語の舞台は、どこにでもあるスーパー「トクマル」。彼女の視線の先に、入江が現れる。彼がもつ「心くばり」に触れた信子は、次第に入江に惹かれ、自分を縛っていた殻を破ろうともがき始める。
しかし、現実は甘くない。就職活動の面接では「あなたのことを話して」という問いに言葉が詰まり、厳しい現実を突きつけられる 。そんな彼女を支えるのは、お節介なほど明るい後輩の安部や、自らも葛藤しながら道を切り拓く先輩の篠崎といった仲間たちだ。
一方の入江もまた、彼女が世界の隅っこで見せる誰よりも深い優しさに気づき、その存在をまっすぐに見つめていた。お祭りの灯りや、二人で運ぶ荷物の重みといったささやかな日常の積み重ねが、やがて彼女に「一歩」を踏み出す強さを与えていく。誰かに見つけてもらうのを待つだけではない、自分自身の人生を歩み始めた二人に待つものとは‥‥。
映画『モブ子の恋』は2026年6月5日(金)より全国公開。