現在開催中の第77回カンヌ国際映画祭のミッドナイトスクリーニング部門にで新作の『ベテラン2』が、現地時間の20日夜に上映予定のリュ・スンワン監督による、映画『密輸 1970』。この度、本作のキャストメッセージ&キャラクター紹介映像が公開された。
2023年の「第44回青龍映画賞」で最優秀作品賞を含む4冠に輝き、同年サマーシーズンの韓国で500万人以上を動員、年間興収ランキング3位を記録した本作は『生き残るための3つの取引』『ベルリンファイル』『ベテラン』『モガディシュ 脱出までの14日間』など、韓国映画界において興行、批評の両面で確かな成功を収めてきたリュ・スンワン監督による海洋クライム・アクション。
1970年代の韓国の沖合で密輸犯罪が盛んに行われていたという史実に基づき、密輸を巡る海中サバイバル・バトルが描かれる。
海底に沈められた密輸品の引き上げに挑む主人公は、何とのどかな漁村で暮らすごく平凡な海女さんたち。『国家が破産する日』のキム・ヘス演じる奔放で頭が切れるチュンジャと、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のヨム・ジョンア演じる責任感の強いジンスクが、互いへの猜疑心に揺らぎながらも共闘し、海女としての意地とプライド、女性同士の連帯感を爆発させていく。
映画『密輸 1970』は、2024年7月12日(金)より全国ロードショー。
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女チームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うが、作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女チームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていく。
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミン 、キム・ジョンス、コ・ミンシ
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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2024年7月12日(金) 新宿ピカデリー他 全国ロードショー
公式サイト mitsuyu1970