『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作、映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。この度、本作の重要シーン、大迫力のカーチェイスアクションなどが撮影されたイタリア・ローマにてワールドプレミアが開催された。
イベントには主演のトム・クルーズをはじめ、常連のサイモン・ペッグやヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、さらに前作から参加したヴァネッサ・カービー、新たに加わるヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフといった豪華キャストに加え、5作目からシリーズのメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督も登壇。
ローマ中を見渡せる名所、スペイン広場を完全封鎖し、大階段に大きく敷かれたレッドカーペット会場には、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、イタリア、ドイツ、フランス、ノルウェーなど世界中から60以上のマスコミと数千人のファンが詰めかけた。
会場に最初に到着したのは、トム・クルーズ。続いて監督や他豪華キャストが順に登場し、皆で取材に答えながら、集まったファンと気さくにセルフィーを撮影するなど交流を楽しんだトムらM:Iチーム。丁寧なファンサービスゆえに予定時間を1時間半オーバーしながらも、会場は大きな熱狂に包まれた。
これをもっていよいよ本作のワールドプロモーションツアーがスタートする一同だが、トム・クルーズは「ローマのこの街に感謝したい。世界、そしてこの国にとっても(コロナ禍で)非常に大変な時期に、ヴェネツィアでも撮影することができたのは、特別なことでとても光栄だった。ここで撮影したカーアクションは片手で運転しているが、これは監督であるマッカリーのアイディアで、僕も『嘘だろ!?』と思いながら(笑)、片手に手錠をかけられて様々な通りでドリフトをした。楽しかったよ。ローマの街中を走り回ったから、撮影中みなさんには我慢していただき、ありがとうございました。」と大胆なカーチェイス撮影なども敢行した街を見渡しながら挨拶。
続けて「とにかく、すべては映画のためであり、ストーリーが大事。ただ、こういうことを思いついてやるんじゃなく、何年も何年もトレーニングしていれば、やることを楽しめるようになる。小さい頃からバイクや車を運転したり、スカイダイビング、ジェット機、飛行機、ウォーバード、ヘリコプター、パラシュート、スピードウィングなどなど、全部トレーニングしてきた。歌ったり踊ったりも。これらすべてを映画に採り入れたいと思っている」と語ると、司会者から「それをPART TWOで?」と聞かれ「ミュージカルになるね!(笑)」と答えて会場を沸かせた。
さらに「ストーリーテラーとしての能力を高め、観客を楽しませるためにどのようなスキルを向上させることができるかを常に考えているんだ。観客をどのように惹きつけるかが重要で、キャラクターの根底にあるのはストーリーなんだ」と映画作りへのあくなき向上心をのぞかせた。
トムは25回目の来日が決定しており、待ちわびている日本のファンに向けても「元気かい?日本に行くのが待ちきれないんだ。皆さんに会えるのをとても楽しみにしているよ。みなさん、本当にどうもありがとう!」とコメント。
そして本シリーズで3作連続の監督を務めたクリストファー・マッカリーからは「ハロー、日本の皆さん!皆さんに会いに、日本に行きますので、準備を整えてくださいね。ぜひなるべく大きなスクリーンで、大勢の観客と一緒にご覧ください。きっと楽しい時を過ごせるはずです!」と、トムとともに7月に来日することがサプライズ発表された。
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年7月21日(金)より全国公開。
スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと彼率いるチームの活躍を描く全世界で大ヒットの『ミッション:インポッシブル』シリーズ7作目。
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、ヘンリー・ツェニー
配給:東和ピクチャーズ
©2023 PARAMOUNT PICTURES.
2023年7月21日(金) 全国公開
公式サイト missionimpossible.jp