第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞したチェン・ユーシュン監督最新作『1秒先の彼女』が6月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
本作は、人よりワンテンポ早い彼女と、常にワンテンポ遅い彼の“時間”をめぐる新たなラブストーリーの傑作として、すでに「今年ナンバー1!」「圧倒的な⾄福感に包まれる、最⾼に愛おしい映画︕」と一足はやく本作を鑑賞した評論家たちが絶賛しており、映画ファンから大きな注目を集めている。
そんななか史上最年少プロ入り(10歳0ヶ月)をはたした仲⾢菫をはじめ、「⼩学⽣プロ棋⼠」が次々誕⽣し、⼤ブームを巻き起こしている囲碁界でも本作が大きな話題となっている。NHK Eテレでオンエア中の「囲碁フォーカス」にレギュラー出演し「黒嘉嘉のGOビギナーズ」というコーナーを担当するなど、「美しすぎる囲碁棋士」として日本はもちろん世界中の囲碁ファンから人気を博している“黒嘉嘉(こくかか)”ことヘイ・ジャアジャアが、本作でついに映画デビューをはたしているからだ。モデルとしても活躍するなど、その美しさは言うまでもないが、彼女の魅力はなんといっても、「強い」棋士であること。現在七段のヘイ・ジャアジャア(英語名:ジョアン・ミシンガム)は、1994年、オーストラリア人の父と台湾人の母のもとオーストラリアで生まれた。4歳で台湾・台北市に移り、6歳のときに囲碁を始め、2005年には世界青少年囲碁選手権大会に台湾代表として出場、見事3位入賞し、2006年、台湾女子オープン戦では優勝。2010年、台湾棋院に初段として所属し、2018年のSENKO CUPワールド碁女流最強戦では準優勝をはたした。
そんな美しく強い人気棋士である彼女が本国・台湾の名匠チェン・ユーシュン監督の『1秒先の彼女』で映画デビューを飾ったことは、台湾でも大きな話題に。映画では、仕事も恋もパッとしない主人公のシャオチーと同じ郵便局に務め、その“あざとかわいい”振る舞いで常連客からは「息子の嫁に」と見合いを勧められ、定時になったら彼氏とデートするため速攻退社、という後輩のウェンを、キュートな魅力全開で好演している。
本日5月26日は、ヘイ・ジャアジャアの27歳の誕生日! ということで、彼女の誕生を祝して、囲碁界だけでなく、今後は映画ファンからも熱い注目を受けること間違いなしのヘイ・ジャアジャアが映画デビューを飾った『1秒先の彼女』本編映像の一部と秘蔵カットを解禁します。この度初公開となる本編映像は残業中の先輩・シャオチーからの嫌味を軽やかにあしらいながらデートに向かうウェンの小悪魔的な可愛らしさが全開!さらに、同じく初公開となる本編スチールでは茶目っ気たっぷりの表情も披露。さらなる活躍が期待されるヘイ・ジャアジャアにぜひご注目ください。
【作品情報】
監督・脚本:チェン・ユーシュン(『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』)
出演:リウ・グァンティン、リー・ペイユー、ダンカン・チョウ、ヘイ・ジャアジャア
エグゼクティブ・プロデューサー:イェ・ルーフェン、リー・リエ
2020年/台湾/カラー/119分/中国語/シネスコ/英題:My Missing Valentine /原題:消失的情人節
配給:ビターズ・エンド
©︎MandarinVision Co, Ltd
6月25日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー