2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で俳優デビューを果たし大きな話題となった、黒崎煌代の初主演映画『見はらし世代』の劇場公開日が決定し、特報映像とティザービジュアルが公開された。

今年5月、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に日本人史上最年少、26歳の監督作品『見はらし世代』が選出された。オリジナル脚本・初長編作品で快挙を成し遂げたのは、短編『遠くへいきたいわ』で注目を集めた団塚唯我監督。
主人公の青年・蓮と、結婚を控え将来について悩む姉。そして母の喪失をきっかけに姉弟と疎遠になった、ランドスケープデザイナーの父。渋谷の街を舞台に、関係を再び見つめ直そうとする彼らを描く本作は、普遍的な家族の風景から、都市の再開発がもたらす影響までを繊細に描き出す。
再開発が進む東京・渋谷を舞台に主人公・蓮を演じるのは、黒崎煌代。父親・初を演じるのは、遠藤憲一。母親・由美子を井川遥、姉・恵美を木竜麻生が演じる。
映画『見はらし世代』は、2025年10月10日(金)より全国公開。

再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働く青年、蓮。ある日、蓮は配達中に父と数年ぶりに再会する。姉・恵美にそのことを話すが、恵美は一見すると我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進めている。母失って以来、姉弟と父は疎遠になっていたのだ。悶々と日々を過ごしていた蓮だったが、彼はもう一度家族の距離を測り直そうとする。変わりゆく街並みを見つめながら、家族にとって、最後の一夜が始まる。
監督・脚本:団塚唯我
出演:黒崎煌代、遠藤憲一、井川遥、木竜麻生、菊池亜希子、中村蒼、中山慎悟、吉岡睦雄、蘇鈺淳、服部樹咲、石田莉子、荒生凛太郎
配給:シグロ
©2025 シグロ / レプロエンタテインメント
2025年10月10日(金) Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国公開
公式サイト miharashisedai