日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「第2回日本ホラー映画大賞」にて大賞を受賞した近藤亮太監督の短編映画をもとに制作された長編映画、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の予告映像が公開され、あわせて新キャストが発表された。
本作は、弟の失踪にまつわる1本のビデオテープに閉じ込められた恐怖に巻き込まれていく“新次元Jホラー”。監督は、本作で商業映画デビューを果たす、近藤亮太。近藤監督は『リング』シリーズの脚本家・高橋洋氏に師事。Netflixドラマ「呪怨:呪いの家」などでも助監督を務め、話題のTVドラマ「イシナガキクエを探しています」で演出を務めるなど、ホラー界に彗星の如く現れた俊才として注目を集めている。主演は、映画『プロミスト・ランド』に主演するなど若手注目俳優の筆頭として活躍する杉田雷麟。総合プロデューサーを、Jホラーの巨匠 清水崇が務める。
そしてこの度、主演の杉田雷麟に続く、本作の主要キャストが発表された。杉田演じる兒玉敬太の弟・兒玉日向が失踪した瞬間が映るビデオテープが、ある日母親から送られてきたことを機に、敬太の弟探しに力を貸すことになる霊感を持つ同居人・天野司役を演じるのは、ドラマ「初恋不倫」などに出演し、俳優やモデル、声優としても活躍の幅を広げる平井亜門。また、記事ネタのために、敬太と司とともに弟・日向の失踪事件を追うことになる新聞記者・久住美琴役には『サユリ』や『朽ちないサクラ』『辰巳』など話題作への出演が続く森田想。また、美琴の上司・塚本哲也役を、個性派俳優として数多くの作品で存在感を魅せる藤井隆が演じる。
また、本作は、今月末より開催される 第37回東京国際映画祭アジアの未来部門に正式出品され、ワールドプレミア上映されることが決定している。