Mar 09, 2023 news

【独占】脚本も書いた監督がタイトルに込めた意味とは? ニコラス・ケイジが落ちぶれたハリウッドスターを演じる 映画『マッシブ・タレント』

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『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立すると共に、『ザ・ロック』 『フェイス/オフ』などのアクション大作にも次々と出演して、ハリウッドのトップスターの地位を確立した俳優ニコラス・ケイジ。

その後、出演作の興行的失敗が続いたことでハリウッドからのオファーも途絶え多額の負債を抱えてしまうが、多数の低予算映画に出演し、借金も完済。そんな彼が、自身の分身とも言える借金の返済旅行を敢行する“落ち目のハリウッドスター”ニック・ケイジ役を演じる映画『マッシブ・タレント』。

“俳優業を辞める”と決心した落ち目のハリウッドスター、ニック・ケイジのもとに、スペインの大富豪・ハビの誕生日パーティーに参加するだけで、100万ドルが得られるという高額オファーが舞い込む。今回届いた本編映像では、借金返済のために渋々受け入れたパーティーに参加するために、スペインのリゾート地・マヨルカ島へと向かうが‥‥。

スペインの大富豪役は、ドラマシリーズ「THE LAST OF US」「ゲーム・オブ・スローンズ」「マンダロリアン」と話題作へ引く手あまたのペドロ・パスカルが演じる。

公開後、批評家や観客からの大絶賛の声は鳴り止まず、さらには世界67カ国で初登場TOP10入りのスマッシュヒットを記録した本作の脚本も務めたトム・ゴーミカン監督は、タイトルを『マッシブ・タレント』とした理由について「才能があることがもたらす重さについて、皮肉を込めた言い方です。でもそれを真剣すぎる言い方にすることで、この映画の奇妙さと、コミカルさを示す意味もあります。人々が自分について抱く期待というのも、しばしば考えを麻痺させ、個人の成長を妨げる。その様なおかしさも込めています。より良い人間、父親、俳優、そして元夫になるために、ハリウッドスターのニック・ケイジが、どの様な行動を取るのか。是非劇場で笑いながら、観察して欲しいです」とコメント。ニコラス・ケイジに関連したタイトルをつけるのではなく、あえてしっかりとした内容・意図を汲んだタイトルにすることで、コミカルさを表現したかったと語った。

すでに世界各国で大ヒットを記録し、批評家や観客から大絶賛を浴びている本作。日本でも、ニコラス・ケイジの華々しいカムバックを見届けたい。

映画『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国公開。

作品情報
映画『マッシブ・タレント』

ハリウッドスター、ニック・ケイジは多額の借金を抱え、心から望んでいた役は得られず、妻とは別れ、娘からは愛想をつかされ悩んでいた。「かつて栄華を極めた俺の人生はもう取り戻せないのか‥‥。」 悲観する彼の下に、スペインの大富豪の誕生日パーティーに参加するだけで 100 万ドルが得られる高額のオファーが舞い込む。借金返済のため渋々受け入れ、スペインへ飛んだニックを、彼の熱狂的なファンだという大富豪ハビが待ち受けていた。最初は乗り気ではなかったニックだが、映画の趣味が合うハビと意気投合し、友情を深めていく。ところがある日、CIAのエージェントがニックに接近する。ハビの正体は国際的な犯罪組織の首領で、彼の動向をスパイしてほしい というのだ。ハビとの友情をとるか、それとも国家のために働くのか。ニック・ケイジの俳優人生を懸けた一世一代の大仕事(ミッション)の幕が上がる。

監督:トム・ゴーミカン

出演:ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン、アイク・バリンホルツ、アレッサンドラ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキーピオ、ニール・パトリック・ハリス、ティファニー・ハディッシュ

配給:フラッグ

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2023年3月24日(金) 全国公開

公式サイト massive-talent.net