Sep 27, 2023 news

東京国際映画祭とコラボレーション!第1回「丸の内映画祭」開催 ヴィム・ヴェンダース特集、今泉力哉監督のプログラム実施

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10月28日(土)~10月30日(月)の第36回東京国際映画祭期間中に第1回「丸の内映画祭」が開催される。

東京国際映画祭のミッションである「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」ことを目的に開催される本イベントは、東京国際映画祭に来日する豪華なゲストたちにフォーカスし深く紹介する「特集」と、日本の映画監督が独自の視点から「映画の楽しみ方」を拡げる「日本映画企画」という2本柱で構成され、上映とゲストトークを展開。

記念すべき第1回は、東京国際映画祭に審査委員長として来日するヴィム・ヴェンダース監督の特集と、今泉力哉監督が創作秘話を語るプログラムを実施。ヴェンダース監督の特集では『東京画』『夢の涯てまでも』『リスボン物語』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の計4本を上映するほか、ヴェンダース監督の世界に強く共鳴したという工藤梨穂監督の『裸足で鳴らしてみせろ』の上映、工藤監督登壇のトークも実施予定。

今泉力哉監督のプログラムでは『ちひろさん』と橋口亮輔監督の『ハッシュ!』を上映、今泉監督はのビデオトークも行われる。

【コメント】

▼今泉力哉監督
企画のお話をいただいた時、すぐに『ちひろさん』と橋口亮輔監督の『ハッシュ!』の2本立てにしたいと思いました。2本続けて観たら、明確に2つのシーンの類似に気づくと思います。ひとつは構造(場面設定)について。もうひとつは構図について。それはともに『ちひろさん』を観た人たちが「あの場面が好きだ」と語ることの多いシーンで、ちょっとだけ悔しいです。でも『ハッシュ!』を観ておいてよかった。映画もトークもぜひお楽しみに!

▼工藤梨穂監督
昨年、初めて『夢の涯てまでも』を観て、自身が追い求めるようなその世界観の中で繰り広げられる彼らの旅路に心を鷲掴みにされ、私はヴェンダースのロマンに深く共感していました。拙作『裸足で鳴らしてみせろ』は『夢の涯てまでも』と全く別の世界線に存在する物語ですが、こうしてふたつの旅が交わる奇跡的な上映の機会を心から光栄に思っています。同世代の映画人をお迎えしたトークもぜひ楽しんでください。

第1回「丸の内映画祭」は、東京・丸ビル7階丸ビルホールにて2023年10月28日(土)~10月30日(月)開催。

イベント情報
第1回「丸の内映画祭」

東京国際映画祭のミッションである「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」ことを目的に開催される新たな映画祭。

《開催概要》
日程:2023年10月28日(土)~10月30日(月)
場所:丸ビル7階丸ビルホール

主催:三菱地所株式会社

共催:東京国際映画祭

【上映プログラム】
■10月28日(土)【今泉力哉監督 創作の秘密を語る】
■10月29日(日)・30日(月)【ヴィム・ヴェンダース監督特集】 

©Peter Lindbergh
©Wim Wenders Stiftung 2014
©Wim Wenders Stiftung 2015
©NEUE ROAD MOVIES GmbH ,photograph by Donata Wenders
©2023 Asmic Ace,Inc.  ©安田弘之(秋田書店)2014

公式サイト marunouchi.com/event/detail/36233/