平庫ワカの同名コミックが、主演に永野芽郁を迎え、タナダユキ監督のメガホンで映画化した映画『マイ・ブロークン・マリコ』。この度、主⼈公・シイノを演じた永野芽郁のクランクアップ映像&メイキング写真が解された。
本編の撮影を終え、メガホンをとったタナダユキ監督より花束を受け取る永野。サプライズで親友・マリコを演じた奈緒が登場すると、驚きと共に⼤粒の涙を流す。劇中では亡くなってしまった親友であった奈緒に「⽣きてる〜︕」と感慨深い様⼦で、現場を和ませる。
そこから撮影を振り返っていくが、「⼀⾔じゃ⾜りない」と冒頭から気持ちが溢れる。「⼈⽣で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵し、ここでも涙する永野。続けて、「現場での空気も温かくて、⼼地よくて、この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の⼈⽣で⼤きな転機になると思った。監督が、この組を引っ張ってくださって、本気で尊敬できる⼈の姿を⽬の前で⾒れて本当に幸せでした。」と、タナダ組での撮影に感謝する。さらに、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった。」と奈緒へも涙ながらメッセージを送る。
話題作への出演が相次ぎ、弱冠22歳ながらも第⼀線で俳優活動を続ける永野芽郁が「⼈⽣の転機になる」と振り返る本作は先⽇、カナダ・モントリオールで⾏われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、9月30日(金)よりTOHOシネマズ⽇⽐⾕ほかにて全国公開。
鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れて行く!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いてふたりで旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は‥‥。
監督:タナダユキ
原作:平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」(KADOKAWA)
出演:永野芽郁、奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊
配給:ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年9月30日(金) 全国公開